ポルトガルはペニシェ”スーパーチューボス”で開催されたCT第10戦MEO Rip Curl Pro Portugalは、グーフィーフッター同士のファイナルとなり、ジョアン・ドゥル(フランス)の準優勝、イタロ・フェレイラ(ブラジル)の優勝で終了。
セミファイナルで敗退したガブリエル・メディナの敗退により、ジュリアン・ウィルソン、フィリペ・トレードらの三つ巴のタイトルレースは最終戦のパイプラインに持ち越された。
<2018年タイトルレースシナリオ>
・ガブリエル・メディナのファイナル進出でワールドタイトルが決定。
・ガブリエル・メディナが3位になると、ジュリアン・ウィルソンとフィリペ・トレードのどちらかが優勝した方がタイトルを獲得。
・ガブリエル・メディナが5位またはそれ以下で敗退しても、ジュリアン・ウィルソンとフィリペ・トレードはファイナルへの進出が条件となる。
<過去データ>
・メディナは、ウィルソンと2014年のパイプラインにてファイナルで対決しており、ウィルソンはこのイベントを制し、メディナはタイトルを獲得した。
・メディナは、翌年2015年にもファイナルへ進出。エイドリアーノ・デスーザに敗退している。
・トレードは、2014年の5位フィニッシュがパイプラインでのベストリザルトとなっている。
日本のカノア五十嵐はクォーターファイナル進出で5位フィニッシュとなり、ジープリーダーボードランキングもトップ10内の8位となっている。
起死回生の準優勝となったジョアン・ドゥル(フランス)は、ランキングを10位も上げて23位。来季への生き残りを賭けるトップ22のスポットまであと1つまで迫った。

準優勝のジョアン・ドゥルWSL / Laurent Masurel