ケリー・スレーターは、ビラボン・パイプ・マスターズのタフなラウンド2を支配する。

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Kelly Slater (USA) dominated his Round 2 heat today, charging his way through to Round 3. Image: ASP / Kelly Cestari

バンザイ・パイプライン、オアフ/ハワイ(2014年12月13日土曜日)ビラボン・ パイプ・マスターズは、ワイルドなジャイアント・サーフのなかでラウンド2が行われた。しかしコンディションが悪化したためにコンペティションをシャット ダウン。そんな中で11-タイムASPワールド・チャンピオン・ケリー・スレーター(USA)は、ラウンド2を生き残り彼のワールド・タイトルへの希望を つないだ。

 

予報通りにラウンド2が完了した頃には更にサイズアップ。最高30フィートの ウェイブ・フェイスのスウェルがコンペティション・ゾーンにヒットし、現地時間で午後1時45分に正式に本日の試合を終了とするコールが言い渡された。終 了した12ヒートのうち、20点満点のヒートトタールで10点を越えたのは僅か2つ。難しいコンディションであったこととが、そこからも証明され、成功し たチューブ・ライドもごく僅かだった。

 

スレーターはメンズ・パイプ・マスターズ・インヴィテーショナル勝利者である リーフ・マッキントッシュ(HAW)とラウンド2のヒート1で対戦。ディープなホロー・チューブで9.57のパーフェクトに近いスコアをメイク。17ポイ ントでヒートスコアで40分のヒートを終えた。

 

「波は本当にチャレンジングで、かなりハードだった」と、スレー ターが言った。「僕がタイトルを獲得するために、このコンテストに勝つつもりならば、最高のサーファーを切り抜けねばならないと思った。正直なところ、 リーフ(マッキントッシュ)は20フィートか4フィートまで、サイズが何であれ、パイプラインのベストサーファーの1人である。

 

残り5分。僕は心の中で思った。このチャンスを台無しにせず、正 しい選択をしろと。多くの波に潰されたあと、あの波が来た。それにパドルしたが、実際その波に行くべきかは不安だったよ。ボトムターンをしたとき、自分の ラインに巨大なフォーム・ボールを見たんだ。それが消散することを願ったよ。そして、幸運にもそれは消えた。そして、その後に素晴らしい小さいフェイスを 見せたんだ。」

 

ジャドソン・アンドレ(BRA)もまた今日のコンディションで9ポイントをマークしたサーファー。彼はマッシヴな・ウェイブでビッグドロップをメイクし、 チューブ・ディープの中に姿を消した。そして、それから厚いスピット吹き飛ばして姿を現し9.37をスコアした。

 

「僕は自分のヒートの前にナーバスだった。波が本当に危険でビッグだったので す。」と、アンドレが言った。「来年度のリクオリファイが確定なのは分かっていますが、ここでは良い結果を残したいです。もう3ヒートに勝てればトップ 16に入れるので、それは本当に素晴らしいですよ。」

 

アンドレの対戦相手だったティアゴ・ピレス(PRT)は、1.50以上のスコア を見つけられずに敗退。これで彼の来季のリクオリファイは消えた。また同様にディオン・アトキンソン(AUS)、ミッチ・クルーズ(AUS)、ラオニ・モ ンテイロ(BRA)も来季のリクオリファイは出来ない。

 

全てのヒートでサーフボードが折れ、リーシュが切れた。ハワイアン・ウォー ター・パトロールにとって大忙しの一日となった。マット・ウィルキンソン(AUS)とアリツ・アランブルー(ESP)の本日のファイナル・ヒートは、イン パクト・ゾーンでのアランブルーの劇的なレスキューに終わった。

 

また、ジョディ・スミス(ZAF)も バックドアのクローズアウト・チューブで肩を痛めていて、ヒート途中で棄権。そのヒートを勝ち上がったトリプルクラウンのトップを走るダスティー・ペイン (HAW)。「今日はとてもタフで、すべて恐ろしい波だった。本当にどの波にも行きたくなかった。」と、ペインが言った。そして、ペインは ラウンド3で、メディーナと対戦。今回のハワイで絶好調のペインがメディーナを止めるのか!?

 

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日本語のライブ中継はこちら。

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/730/billabong-pipe-masters/live?language=ja

オフィシャルサイト:

http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/730/billabong-pipe-masters

 

 

Billabong Pipe Masters Round 2 Results (1st to R3, 2nd = 25th):
Heat 1: Kelly Slater (USA) 17.00pts def. Reef McIntosh (HAW) 7.00pts
Heat 2: Michel Bourez (PYF) 8.33pts def. Makai McNamara (HAW) 4.57pts
Heat 3: Dusty Payne (HAW) 4.30pts def. Jordy Smith (ZAF) 4.30pts
Heat 4: Nat Young (USA) 8.50pts def. Mitch Coleborn (AUS) 4.77pts
Heat 5: Miguel Pupo (BRA) 7.17pts def. Raoni Monteiro (BRA) 4.13pts
Heat 6: Filipe Toledo (BRA) 7.64pts def. Glenn Hall (IRL) 7.07pts
Heat 7: Adrian Buchan (AUS) 3.47pts def. Travis Logie (ZAF) 1.30pts
Heat 8: Kai Otton (AUS) 7.16pts def. Brett Simpson (USA) 6.83pts
Heat 9 : Fredrick Patacchia (HAW) 6.90pts def. Mitch Crews (AUS) 1.57pts
Heat 10: Jadson Andre (BRA) 12.70pts def. Tiago Pires (PRT) 2.73pts
Heat 11: Julian Wilson (AUS) 4.50pts def. Dion Atkinson (AUS) 0.84pts
Heat 12: Matt Wilkinson (AUS) 4.13pts def. Aritz Aranburu (ESP) 3.24pts

Billabong Pipe Masters Round 3 Match-Ups (1st to R4, 2nd = 13th):
Heat 1: John John Florence (HAW) vs. Adam Melling (AUS)
Heat 2: Owen Wright (AUS) vs. Fredrick Patacchia (HAW)
Heat 3: Michel Bourez (PYF) vs. Matt Wilkinson (AUS)
Heat 4: Josh Kerr (AUS) vs. Jadson Andre (BRA)
Heat 5: Miguel Pupo (BRA) vs. Filipe Toledo (BRA)
Heat 6: Gabriel Medina (BRA) vs. Dusty Payne (HAW)
Heat 7: Kolohe Andino (HAW) vs. Julian Wilson (AUS)
Heat 8: Bede Durbidge (AUS) vs. Adrian Buchan (AUS)
Heat 9: Mick Fanning (AUS) vs. Jeremy Flores (FRA)
Heat 10: Joel Parkinson (AUS) vs. Sebastien Zietz (HAW)
Heat 11: Nat Young (USA) vs. Kai Otton (AUS)
Heat 12: Kelly Slater (USA) vs. Alejo Muniz (BRA)

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