2/12 Hawaii Day

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

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Hiroshi Sugimoto @ Haleiwa  2019/1/29

 

本日のノース、風がNEに振り、サイズダウンして、

サンセットが5〜7〜のNNEスエルでやっとサーファブルとなった〜

SUP のコンテストが明日から行われるので、海はSUPとサーファーで入り乱れていた。

でも相変わらずのジャンクコンディションには変わりないので、

今日は岩手県から毎冬ノースに通ってくるスギモトヒロシ君とこに突撃取材?

ヘロシ?君はJPSAプロの中でも、最も北(岩手)から輩出されたサーファーだ。

若い時は湘南・大磯をベースに活動していたが、

今は故郷・釜石に戻りK-SURF ショップを営み、

東北の波をハンティングしているレジェンドだ。

かつて毎年のように行っていた”陸奥ツアー”では、無くてはならない存在だった。

そんなヘロシ君に、あの2011・3・11、東日本大震災が襲いかかった。

地元浪板の目の前の店にいたヘロシ君は地震を感じると、

津波を懸念して周りの人たちを助けながらも、店の裏手の高台に避難した。

そしたら避難してすぐに第一波が押し寄せ、ビーチの目の前にある自分の店が飲み込まれ、

その後に来るもっと凄い第二波では完全に壊滅状態になったと言う。

それからは復興も遅々として、なかなか生活基盤がままならなかったらしい。

それでもサーフィンを諦めず、仮設住宅でサーフィショップを再開し、

今では再び浪板の目の前にK-SURF が復活し、

そしてまた大好きなハワイ・ノースショアに通い始めて来たのだ。

 

 

 

 

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本日のヘロシ家のディナーは、メインにマリーン(カジキ)のステーキ、

ビーフシチュー、サラダと豪華〜〜〜

ここんところのウインディにもめげることなく、毎日の波乗りを楽しんでいる。

 

 

 

img193 _K3_4048Hiroshi Sugimoto @ Secret  Iwate  2010

 

震災前のセッション時の写真。

上のポイントはリーフが持ち上がりモアホローとなり、

下のポイントは逆にリーフが下がり、どん深になってしまったと言う。

リアス式海岸は岩手にはこういった素晴らしいリーフポイントが隠されている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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