8/22 Wakayama Day

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

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@ Haruka  Nanki  Wakayama  Japan

 

昨日は長い1Rで終了〜

全員体パキパキ、、、ワラ

今朝のハルカはややサイズダウン、、、

スエルディレクションも南東から南西に移行。

台風19号は10時方向に進み、奄美大島の北を通って東シナ海へと入って行った。

なので風も北東から東〜南東に振り、海がカチャカチャしている。

南紀エリアであちこちチェックするも、どこもいまいちなので本日はノーサーフ。

明日からフィルインしてくる台風20号のスエルに期待したい。

 

 

 

 

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天気も良く、南紀の至る所でビッグウエイブが炸裂していたが、

どこもラフで、やるか!というところまでいかなかった。

アップコーストもありだったが、明日の朝一のハルカにフォーカスしようとなった。

 

 

 

 

 

 

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なので、今日のランチは大奮発して、

鰻丸々一匹がのってる超特盛(3000円)をがっつりいただいた〜〜

 

 

 

 

 

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ゲンキ君の家は本州最南端・潮岬のすぐ近くにある。

現在結婚してハワイに住んでいるシンペイも、

こんなワイルドオーシャン、ビューテホーネイチャーの中でサーフィンを育んで来たのだ。

 

 

 

 

 

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昨日のブログでも書いたが、ゲンキ君が千葉・鴨川から地元の南紀・串本に戻り、

しばらくしてから気になる瀬を見つけ、何度も入念なチェックを入れ、

ついに1990年8月19日、たった一人で背中に足ひれを入れパドルアウトして行った。

この写真はご病気でお亡くなりになられたゲンキ君の前妻・チエコさんが撮影したもの。

これ以上ないとも思われるコンディションでアウトサイドが大炸裂している。

何分初めてのトライ、それもたった一人だったが、

見事アウトサイドのモンスターウエイブをドロップし、

彼の人生の軸ともなるハルカポイントが誕生したのだ。

ハワイでこの写真を見せられ、自分が興味を持ち始めて、

ハルカの写真を始めて撮ったのは、それから4〜5年してからの事だった。

その後は年に一度、ないしは2年に一度くらいのチャンスで撮影に臨んできた。

綺麗に晴れ渡ったハルカもあれば、大嵐の中のストームサーフの時もあり、

色んなタイプの波、顔、形を切り撮り、気がつけば25年近くが過ぎた。

当時35歳だったゲンキ君は今年で64歳になる。

そしてオイラも気がつけば今年で59歳、、、

ロッケンロールしてるつもりだが体が言うこときかん、ワラ。

この歳になれば、どこまで自分自身をラインアップに置いておけるか、

と言う自分自身への課題、試練、修行ともなってくる。

しかしサーファーを心の底から奮い立たせてくれる波、ポイントとの出会いは

何事にも代えられない人生の糧、価値ということなんだろう。

ロッケンロールが無理でもブルージーにジャジーに、

海と寄り添っていければ、にゃお〜〜

 

 

 

 

 

 

 

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