ニューキャッスルサーフェストは歴史的なファイナルデイで幕を閉じる!

サーフェスト2018のファイナリストたち/
WSL / TOM BENNETT

サーフェスト2018のファイナリスト/WSL / TOM BENNETT

本日ファイナルデイを迎えたMen’sQS6,000QS6000Burton Automotive ProとWomen’sQS6000Grandstand Sports Clinic Women’s Proは、スモールなオンショアコンディションにも関わらず素晴らしい演技が披露された。
マイキー・ライトとタイラー・ライトは、WSLイベント史上で初めて姉弟でファイナルへ進出するという歴史を作った。また、マイキーは、2010年に優勝したもう一人の姉であるカービーに次いで勝者のリストにその名を刻んだ。
タイラーは準優勝となり、ココ・ホー(ハワイ)はサーフェストにおいて2度目のタイトルを手にした。

マイキー・ライトは、バロン・マミヤとのファイナルで、ヒート序盤に弱々しいレフトハンダーへ5回の大きなバックハンドターンで9.00をスコアし、残り25分以上もある状況のなかで逆転が難しい状況へマミヤを追い込んだ。
そして、終盤に9.20をスコアし、トータル18.20ポイントで見事に優勝した。

「このイベントから1年が始まるので、この優勝は自分にとって大きく、良いスタートを切れました。昨年は、初めてQSイベントをフルに回りたくさんのことを学びました。今年は、さらに気持ちが強くなっています。また、同じイベントで姉のタイラーと一緒にファイナルへ行けたことも良かった。このイベントは決して忘れることはないと思います。」とマイキーは語った。

マイキー・ライトは、メンズQSランキングでトップに立ち、完璧なスタートでオーウェンやタイラーとともに2019年のエリートドリームツアーに入ることを見据えている。

ワールドチャンプである姉のタイラーに祝福されるマイキー/WSL / TOM BENNETT

ワールドチャンプである姉のタイラーに祝福されるマイキー/WSL / TOM BENNETT

17歳のバロン・マミヤは、信じられないようなエアリアルでエクセレントスコアを記録してマイキーとの差を縮めた。
今年初の大きなQSイベントでの2位フィニッシュは、若いナチュラルフッターに寄せられる期待を上回るものだった。
「一週間前のインタビューでファイナルまで行くと言われた時に、それはクレイジーだと言いましたね。僕にとってはハワイ以外で初めての大きなQSイベントだったので、2回くらい勝てればいいやと思っていましたが、まさかファイナルまで行けてとても嬉しく思っています。ニューキャッスルで過ごした時間はとても楽しかった。波は毎日違うので、飽きることがなかったです。次のマンリー戦も楽しみで、この勢いを持続したいですね。」(バロン・マミヤ)

そして、同じくハワイのココ・ホーは、2011年の同イベントのチャンピオンであり、クォーターファイナルではディフェンディングチャンプのジョアン・ディフェイを、セミファイナルでは2009年度チャンピオンのフィリパ・アンダーソンを下してファイナルへと進出。ココ・ホーのCTでのベストランキングは6位で、2011年にニューキャッスルで初めて優勝した後のことである。この勢いは2018年のCT戦に向けられることになる。

ニューキャッスル・サーフェストで2度目の勝利を手にしたココ・ホー/WSL / TOM BENNETT

ニューキャッスル・サーフェストで2度目の勝利を手にしたココ・ホー/WSL / TOM BENNETT

そして、休む間もなく、舞台をシドニー・マンリービーチに移し、QS6000 Vissla Sydney Surf Proがあすから開催される。
日本勢の活躍に期待!!

最近の記事

関連する記事