5/21 Story of The Surf Pilgrim vol-35

Naoya Kimoto

Naoya Kimoto
サーフィンフォトグラフ界の巨匠、重厚なショットが魅力のKINこと木本直哉。 16才でサーフィンを覚え、20才からサーフィンフォトグラフィーの道を歩みだす。1981年から冬のハワイノースショアに通いだし、現在も最前線で活躍中。

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Masatoshi Ohno @ Akamata  Okinawa  2013/10/5

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2013年の10月は、矢継ぎ早に台風が発生し、のべ23日間沖縄に滞在し、

3つの台風で8日間もアカマタでセッションする事が出来た、記録的な年・月だった。

その模様は、前作DVD”波巡礼・SURF PIGRIMAGE”(2014年リリース)のトリを飾り、

アカマタの全貌を明らかにすることとなった。

今回は当時のブログを振り返りながら、綴っていきたいと思います。

 

 

 

9/30

大阪でデスクワークをしていると、天気図や波予想ばっか見てしまう。

何かがあれば、その日を目指してデスクワークをこなそうとするからだ。

そして、またまたテンションのあがる天気図になってきた。
台風21号、22号、23号が、

特に真ん中の23号がいい感じ〜〜
10/4の波予想。

沖縄/先島諸島、大炸裂の予報となっている〜〜

 

 

10/1

台風23号(フィートゥー)は、やや左にフックして、東シナ海に入って行きそうですな。

金曜日は沖縄本島に最も接近し、カテゴリー3までアップ予報〜

 

 

10/4の波予想〜〜

沖縄、東のスエル、真っ赤っか〜〜〜

九州/四国にも、南のスエルがリーチしてきてるぜ〜

こりゃ〜デスクワークしとる場合じゃね〜〜

どこじゃ!どこを狙う?

 

今季、まだアカマタをスコアしていない俺は、虎視眈々とベストコースの台風を待っていた。

そして、いよいよこれだ!という台風が来た〜〜〜〜

こうと決めたら、慌ただしくセッティングに入った。

そんな、オイラのアカマタプロジェクトに乗ってくれたのが、、、

 

国内サーキットも終わり、やっと一息ついたマーを誘ってみた。

前々からアカマタに興味を持っていたマーだけに、本気で動いてくれた。

そのマーをバックアップしてくれた、波伝説/カトウ氏、熱いっす〜〜〜

 

あのアカマタをやってもらうヤングガンと言えば、ガイ以外には考えられなかった。

そして初めてガイをアカマタセッションに誘ってみたら、

夜になって、行きますと返事をくれた。

そのバックアップには、ヴォルコムのマッスンがいた〜〜〜彼もまた熱いっす〜〜〜

 

そして、沖縄本島にはすでにシンペイがスタンバってい、

皆の気持ちが一つとなり、ベストデイのアカマタに向けての行動が開始された〜〜〜!!

 

 
10/2

 

ハイサイ〜〜〜

てなことで、関空発午前10:30のジェットスター

(8000円+荷物超過2000円)に乗り込み、

今季2度目の沖縄へ〜〜〜

 

本島/那覇空港に到着するや、1時間の乗り換えで、更にディープオキナワへ〜〜

島に到着すると、天気は曇り、やや小雨、、、、

アカマタはまだドフラットだが、スエルに敏感なライトは、腹〜胸〜肩〜

夕方の満ち込みに、ベルジーカインドの波をサクっとサーフ〜〜〜

明日の昼前には、選手全員、島入りしてくる。

 

台風23号は、更に左へフックしてきそう〜

10/5には、950ヘクトパスカルまで落ちる模様。

もう現場入りしたので、ぶれない気持ちで海を見つめていこう!!

 

 

 

10/3

 

 

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11時に選手全員が到着し、今回は人数も多いので、カラ宅と辻宅に分かれてステイ。

いよいよアカマタ合宿が始まった〜

 
午前中はまだ小さかったが、午後の満ち込みにサイズアップしだしたアカマタ。

アカマタは常連のシンペイが、マーやガイにポイントの癖を説明中〜〜

 
午後3時からセッションスタート〜〜

まだ本格的なサイズではなく、ウォームアップには丁度いい、3〜4〜ってことかな〜

 
ヤングガンのガイが先制攻撃をかけ、乗りまくり〜〜

板がボトムにヒットしたのか、シャークバイト??されたようなユウジロウ。

本日のウイエブオブザデイを決めたマー。

本島でアカマタデイを虎視眈々と狙っていたシンペイ。

本島にいながら離島のスペシャルウエイブを心待ちにしているハヤト。

誰よりもアカマタ経験値のあるサトル。

今回のこういった豪華メンバーにストークのアカマタファウンダー/ナオゾウ。

 

デイー1は3〜4〜のウォームアップセッションとなった。

台風23号はジリジリっと接近中。

徐々にサイズアップしてきそうですじゃ!!

夜はツジ宅で男飯〜〜

明日から朝夕セッションじゃて。

 

 

 

10/4

 

 

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いよいよ朝の潮回りでも出来る様になってきたので、朝一の暗い内からセッティングに入ったが、

にゃんと、昨日あれだけ調子良かったジェットスキーが、エンジンかからん!!

あ〜だ、こ〜だしながら、陽も明けてき、ルックス4〜5〜だが、

とうとうジェットはマシントラブルでアウト〜〜〜

潮も一気に干き出し、今からパドルも、、、、トゥーレイトっつ〜ことで、

午前のセッションは断念、、、、、

貴重なワンセッションをミスったが、まあ、仕方がない〜〜

どっと疲れが出て、二度寝に入るボーイズ、、、俺も、、、

次は夕方の満ち込み狙いなんで、体力温存〜〜〜

午後セッションもジェットの段取りがつかず、原始のパドルアウトということになった〜〜

沖のリーフまで、有に30分はかかるぜ〜〜

俺もアカマタセッションで、自力のパドルは初めてだが、やるっきゃね〜〜〜

ラグーンを抜けて、チャンネルからラインアップに着くと、

ワオ〜〜サッチャ〜〜ビューテホ〜〜〜

神々しいラインアップが目の前に広がると、疲れも吹き飛び、テンションアッピ〜〜〜

 
ここからは、ボーイズ君のキャプでお届きしまする〜

 

しらすが届きました、今頂いてまーす!笑

この日はちょっとだけサイズアップセッション!

明日の予習になりました。

by 裕次郎

 

アカマタに入った事の無いマーさん、ユジロー君は、僕を先にはいらした〜(笑)

だけど入って来たら、 いきなりセットの波にgoing。

女性をとりこにするかのように波を滑っていった〜

by Guy

 

僕もユジロー君も アカマタの何パターンにも変身するチューブ君にstoked。

それでもユジロー君は海をよくみてた。

波を見る目、一瞬の判断で波をえらぶんだーーーーーーーーーーー

変化するチューブを抜けるユジローぱいせんのテクニック、やばすぎるっっっ

by Guy

 

 
ソリッドな波を選んでテイクオフ〜!

タイゾウくんのスタイルは僕が小さい時見た頃からかわりません〜〜!

キンちゃん風に書いてみました〜〜〜ぐちゅぐちゅ〜〜〜〜笑

by 裕次郎

 

 
ハヤト君のナイス&スムーススタイル!

さすが映えるね〜!!

by Mar

 

 

このアカマタが出来たのは、ナオゾウさんのおかげ様です!!

アカマタの海知識、人柄、すべてすべて、感謝様です!!

by Mar

 

 

柔らかな笑顔とは裏腹に、海の中ではピッキピキのガイちゃ〜ん!!

またまた惚れてしまいました!

なにより、ローカルの大先輩方本当にありがとうございます!!!

沖縄はいさーい!!!

by Mar

 

 

本日は、4〜6プラスのナイスアカマタ〜〜〜

原始の水中もなんとかハンドルしやした〜〜

でも、夕方遅遅までやって、パドルバックしてきたら、もうトワイライトタイム。

潮が入って、波もカミングアップ〜

更にパーフェクトディレクションやっさ!!

明日はいよいよザデイ、ビッグデイになりそうですじゃ〜〜!!
10/5

 

97029761_535159694032881_881482157069959168_n@ Akamata

 

 

本日のアカマタ、あきさみよ〜〜〜8〜10プラス!!

オフショアはソーストロングだが、

台風のコースから言って、今日が最後のセッションになりそうじゃて〜

 
今日はジェットの段取りもつき、マシンパワーを駆って、沖に出ると、、

アンビリ〜バボ〜〜〜

強烈な、魔物のような波がピールしていた〜〜

今日の波、カレント、風では、人力水中はちと無理。

昨日の経験から、ジェットのありがたさをしみじみ感じた。

 

パイプでさえ 6’3″ の板で乗りこなすマーにして、今日は 6″6″ の長めの板でチャージン。

セッション後半猛ダッシュをかけるかのように、次々とバレルをメイクしていった。

 

モンスターセットを狙ったシンペイだったが、波のリップをもろ喰らい、

板を真っ二つに折ってしまった〜〜

それでも無傷だったのが不思議なくらいのサバイバル術だった。

 

今日とすればミディアムカインドだが、見事なスピッツアウトを決めたガイ。

ガイはなんと 6’0″ の板を使用し、アカマタにおいてまったくぶれないサーフィンを見せてくれた。

俺はこんな少年が日本にも居ると言う事を、本当に誇りに思う。

 
千葉から四国への帰宅途中に、急遽沖縄入りを決めたユウジロウは、

一旦徳島の自宅へ戻り、5’9″ と 6’4″ の二本をグラブし、またそのまま寝ずに、神戸空港まで走り、

慌ただしく、皆と同日に沖縄入りしてきた。

そして初日に短い板を壊し、昨日,今日は長めの板でサーフすることによって、

際どいビッグセットをものにしていった〜〜〜

マー、ガイ、そしてユウジロウという、日本屈指のレフティが集結したことによって、

アカマタの歴史が大きく変わったと言えよう

 

朝のアカマタ撮影はもろ逆光になり、パイプの夕方セッションの様な色合いを醸し出す。

朝一の短い干きのセッションだったが、

2013年10月5日、忘れられないアカマタヒストリックデイとなった。

沖縄の海、自然、人々、全てに感謝。

 

 

午前のセッションが終わると、午後から一気に風雨が激しくなり、

夕方の満ち込みセッションはトゥーウインディ、、、

サイズ的には、リーフはまだホールドしているが、風速20メートル以上のオフショアでは、

流石にテイクオフというか、アウターリーフにいることさえままならないので、

今回のアカマタセッションは、これをもって終了〜〜〜

皆さん、お疲れさまですた〜〜〜〜〜

なので、夕方からは、ツジ君宅で、自炊しながらドリンクオ〜〜ン!!

外はすっかり嵐となったが、家の中もまた嵐のようだった〜〜〜

アイオブザストーム、ライトヒア〜〜〜

 

外は嵐でゴ〜〜〜ゴ〜〜〜、

家の中はガ〜〜ガ〜〜〜

オイラはやっぱ早目にポテチン、、、

明日は、どうにもこうにも、台風スタックですじゃ!!

 

 

 

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10/6

 

 

台風24号もすぐに追いかけてきますね〜〜〜

昨日の夕方から今朝にかけては、台風23号の影響のため、

完全ストーミー状態なので、じっとお家にスタックですじゃ!

 

ようやく雨が上がったので、アカマタをチェックに行くと、、、、

無惨、南風がブロウアウトし、海は大チョッピ〜〜

昨日のあの神々しいラインアップは何だったんだ〜〜〜〜??

 

しかし逆面、東シナ海側はオフショアで、北西のバックスエルが入り、

クリーンコンディションでゴーインオフ!!!

 

ナオゾウ君に連れて行かれた、初めて見るシャローレフティ・ボルダーには心底たまげた〜

ビロウシーレベルのリーフに炸裂する、アンタッチャブルなホローウエイブ。

アカマタとはまた違ったタイプの、魅力溢れるレフトハンダー。

潮が上げて来たらやっちゃいますか〜〜〜!!
太平洋側の景色と打って変わり、亜熱帯ジャングルが生い茂る東シナ海側。

アウターリーフのアカマタとは違ったシチュエーションでのサーフセッションとなった。

 

ライダブルな波と、アンタッチャブルな波がはっきりと分かれているボルダー。

ゲボガボ、、、ガタンゴトン、、、

 

アカマタでは清々しいアタックで、超ゴーインオフしてくれたガイだったが、

ボルダーではこの一本目でリーフに打ち付けられ、足/背中に打撲を負った〜〜

 

潮が上げるのを待ってから入って来たシンペイだったが、

やっぱりバックハンドにはきつすぎるブレイクだったようだ。

 

とにかく一撃必殺、失敗が許されないボルダーセッションをサバイバルするユウジロウ。

夕方の満ち込みタイムを狙ったが、何気に少し干いていた時の方がシャープで良かったと言う。

 

このセッション最後の波で、最大/最高の一本をメイクしたマーだったが、

その後スティープテイクオフを強いられ、

ボトムのこぶに引っかかり、そのままワイプアウト〜〜〜

ラッキーにもラグーンに持っていかれ、セ〜フ〜(少し背中をこすった)

かなりハードコアなボルダーセッションでした、、、、

 
オキナワンチョポとも言える掘れを見せるボルダ〜〜〜

俺にとっても初シュートの、衝撃のセッションだった。

 

インドネシアのどっかに来たかのような景色と波。

台風の抜けかたで、北西スエルとなり、ボルダーにはビンゴのアングルとなった。
メンバーに見守られ、精鋭部隊だけのクィックセッションだったが、

ここまでのトレールは、ハブに噛まれても仕方ないようなブッシュの中だった。

 

ボルダーの左沖で炸裂するアウターブレイク。

このレフトも、いつかチャレンジしてみたいポイントの一つだ。

明日も東シナ海サイド、残るかにゃ〜〜〜??

 

 

 

10/7

 

 
昨日の、衝撃のボルダーセッションから一夜明け、

朝の満ち込み狙いで、再び東シナ海サイドへ〜〜〜

サイズはダウンしたが、スティルファンサイズ〜〜〜

 
台風23号のバックスエルはサイズダウンしたが、

台風24号が沖縄本島に向かっていて、

本島東面が炸裂しそうなんで、一か八かで、本島へフライトバックすることに決定〜

アカマタセッションを全面的にサポートしてくださった、

ナオゾウ君、ツジ君、本当にありがとうございました〜〜〜

 
急遽(いつもことだけど)、本島バックとなり、総勢9人がバタバタバタ〜〜っと

パッキンを済ませ、午前9時のフライトに間に合わせ、

5泊6日のアウターアイランドトリップを終えた。

 
沖縄本島に戻って来ると、天気は一転、嵐の前の曇り空、、、

しかし眼下に見えるホワイトウォーターを見ると、

明らかに台風24号からのスエルが炸裂しだしてる〜〜

 
那覇空港に着くや、サトル君の判断で、真っすぐ本島東面にある、イースターリーフを目指すと、、

湾のミドルでブレイクするレフティが見え、

まだタイフーンウインドも絡んで無く、まさに干きとともにサイズアップ〜〜

アウターリーフとはいえ、アカマタに比べると近いので、速攻パドルアウト〜〜

 
大きな湾の中にあるポイントなので、色はクリアカラーではないが、

素晴らしいリーフの形をしており、アウトからこのインサイドボウルに向かって、

パーフェクトレフティがピールしてくる、俺的にも大好きなスポットなのだ。

とにかく暴風域に入る前のクィックセッションスタ〜ト〜〜

 
インサイドはアラモアナボウルズの様な巻きを見せて来るイースターリーフ。

アカマタ、ボルダーに引き続き、ワンダーオキナワンレフティに遭遇したユウジロウ。

 

アウトからインサイドに繋ぐと、いきなりこの掘れに、ノングラブでセットするシンペイ。

刻一刻と潮は干き、風が強まり、波もでかくなってきた〜〜〜

 

アカマタでもそうだったが、沖縄に来てからのマーは、まさに水を得た魚の如く、

オキナワンコーラルウエイを、超特急で走る抜けていった〜〜〜

ハイテクニカルテイフオフから、ぶれないボトムターン、

そしてリーフを見切った様に次々とバレルをメイクしていった。

セッションスタートから僅か一時間程で、案の定ストーミーコンディションに突入したが、

マーは最後の最後まで、波を貪り続けた〜〜〜〜

 

アウターアイランドから狂気ともいえる瞬間移動で、

イースターリーフセッションに間に合ったのは、まさにミラクルというしかない。

台風24号はこの後夕方から夜にかけ、沖縄北部を暴風雨圏に巻き込んで、

足早に北西へと駆け上がっていった〜〜〜

 

明日は台風一過の西面が狙える事だろう〜〜

アウターアイランドから沖縄本島へ、ノンストップセッションが続けられる〜〜〜〜

 

 

 

10/8

 

 
台風の抜けが早すぎ、期待した本島北部は炸裂ならず、

風的にビンゴの西面・ケープブルーをチェックに来ると、、、

ワォ〜〜〜マックスセットがローリングし、ゴーインオ〜〜フ!!

 

ボルダーセッションでの打撲から復活し、

ケープブルーとしては、異例のビッグバレルにプルインするガイちゃん〜

しかしここでもまた、ワイプアウト時にぎっくり腰となり、

泣きっ面に蜂とはこのことですじゃ〜〜

ガイは明日、沖縄から直接宮崎へフライトし、WQS日向戦に向かう予定だ。

 
潮が入り出し、ピークがいくつも出来、サイズも手頃となりだすと、

人気のスポットとなる、ケープブルー。
朝一の短かった、シャープなケープブルーセッション〜〜〜

台風一過の沖縄は、また夏に戻ったかのような青空が広がった〜〜〜〜
夜は、カズボウトークで、オキナワンマジックに吸い込まれるボーイズ君達〜〜

あれ?ガイがおらん???さては個人プレーに出たのかニャ??ワラ
10/9

 
台風からの北西のバックスエルが残り、風も緩んで、ツルンツルンコンディションとなった西面。

スエルに一番敏感な、岬のサッキーブレイクは、頭くらいでゴーインオ〜フ!!

左沖に見える岩の向こうにも、アウトブレイクがあり、まずはそちらへロングパドル〜〜

 

自然のアートとも言える輝きを見せた、サッキーライト/アウトサイド。

しかし、、、カレントが半端なく、サーファーでさえ手こずっていた〜〜〜

 

サッキーブレイクばりばりロコのトオル君。

スタンダップで沖に出、波次第では持参のショートに変えてサーフ。

まさにウォーターボーイだね〜

 

サッキーブレイクのアウトからインサイドへフライングしてみせたユウジロウ。

最後の最後にリーフで腕をカットし、ユウジロウは沖縄でのラストセッションを終えた。

 

サッキーライト/アウトサイドからインサイドへ移行すると、、、

更にシャープなホローライトが炸裂していた〜〜〜

 
ピキピキのテイクオフからねじ込みチューブが基本のサッキーライトのインサイド。

ハヤトも最後の波でボードを臑にヒットし、大きな臑タンコブを作ってしまった〜〜

 
一旦アウトまでパドルアウトし、カレントのきつさから、

俺同様インサイドに移動してきたシンペイ。

一本目のワイプアウトでは、トランクスが脱げてしまう程の揉まれ方を強いられたという。
スーパーシャローブレイクと人の多さにやや危険を感じ、サラっと波をキャッチして、

早目に上がっていったマー君。

アカマタでの緊張から解放され、本島に戻ってからはリラックスモードとなった。

ことごとくセットの波をものにしていった、ローカルのショウジ君。

ルーツはナイチャーだが、小学生の時に家族で沖縄に移住してき、

チャンプルーサーフのミヤギリュウジとは同級生だったとさ〜〜〜

 

岬に広がるリーフをほぼ一周した、今朝のサッキーブレイクセッション。

もうアカマタをパドルアウトしてからは、少々のロングパドルも気にならなくなって来た〜

 

そして、このセッションをもってユウジロウは徳島へ、ガイは宮崎へ〜〜〜

 

ということで、アカマタから始まった沖縄ミッションは、今日をもって終了〜〜〜

シーサイドホテルの高橋社長、ハードリーフのカズボウ、富士屋のオオミネさん、

本島でのテイクケア、ありがとうございました〜〜〜

オイラも明日、帰阪ぞよん〜〜〜

そして、ハワイまでカウントダウンとなってきた〜〜〜

 

 

 

10/10

 
今季、悲願とも言えたアカマタセッションを、ついに日本のトップレフティ達によってサーフされ、

アカマタのポテンシャルを更なる高みに持っていけた事は、

アカマタヒストリーに輝く1ページを書き加えたこととなった〜〜

で、、、まだ北寄りのスエルが残る沖縄本島だが、

溜まりに溜まったデスクワーク、それに次の台風、

更にハワイの準備もあるので、本日、今季二度目となった沖縄を発つ事にした。

那覇空港近くにあるイオンモールで、富士屋/沖縄ぜんざいを食べ、お土産を少々買い、

明日から三連休前なので、飛行機の値段が跳ね上がる前、本日のジェットスターで帰阪〜

 

日本の南海上には台風25号と、26号になりそうな熱低がスタンバっている〜〜

台風25号は西に進み、あまり関係ないが、26号になると思われる、右の熱低が気になるね〜

西日本から東日本をなめ、そのまま勢力を上げながら北日本へ進んでいく見込みだ〜〜

あれ?これって陸奥ロードってこと〜〜??

エニウエイ、この2〜3日はデスクワークですじゃ〜〜〜

 

 

 

2560px-Fitow_2013_track台風23号・フィートゥー

 

 

 
10/11

 

 

 
台風26号(ウィパー)発生〜〜〜

ゆっくりと北西方向へ〜

そして沖縄本島東海上で、北東にフックする予想が出ている〜

さて〜どんなかな〜っと思ってデスクワークしてると、

昨年から、日本のビッグウエイブをやりたいと言っていた、

ハワイのサイコビッグウエーバー/コールクリステンセンから突然メールがあり、

この台風で沖縄はどうなんだ?と聞いて来た。

沖縄から戻ったばっかの自分だが、沖縄から内地全域、どこもいいんじゃないかと答えたら、

オ〜ケ〜、じゃ〜日曜関空着で行くぜ〜〜っと来た。

ガーラック君もそうだったが、このフットワークの軽さ、パッションの熱さは、

俺でさえ恐るべしと感じてしまう。

てなわけで、デスクワークどころではなく、

日曜日からの台風セッションに向けての段取りに入る羽目となっちまった〜

一体、ハワイはいつになったら行けるんじゃて、、、

 
10/12
日本の南には台風26号が、960ヘクトパスカルまで落ち、北北西方向に進んでいる。

日曜、月曜はカテゴリー3までアップし、沖縄の東海上で、北北東に向きを変え、

一気にスピードもあげて、勢力を弱めながら、太平洋岸を舐めていく予報だ。

つまり、日本の名だたるビッグウエイブスポットが、ついに全て覚醒しそうじゃ〜〜〜

 
実はオイラ、沖縄から戻って以来、珍しく風邪気味で、体調不良、、、、

いつもなら、厚着して、汗出して、がっつり寝込むと、すぐに直るのだが、、、

まだ、ぐずぐず直り切らん。

明日の夕方には、ハワイからコール君が来るんで、ダッシュでリカバリーですじゃ。

では、エンジョイ、タイフーンスエル〜〜

 
1013

 

 
予定通り、午後4時10分着のデルタエアーで、無事関空に到着したコール君。

コールは、ハワイで知る人ぞ知る、狂気のアンダーグランドビッグウエーバーで、

パイプ、ワイメア、ヒマラヤ、ファントムと、大波ある所コールありというくらいの、

ビッグウエイブジャンキーなのだ。

そのコール君、今回の台風狙って、急遽来日〜〜

彼に日本のでかい波を乗らせる、これが今回の俺のミッションなのじゃ〜

でも、相変わらず体調不良にゃの、、、

 

初日はシンペイの板をピックするのもあって、まずは磯ノ浦の山利さんで一泊。

さあ〜〜明日から頑張るど〜〜〜ゴホゴホ、、、、、(咳)

 
10/14
昨夜コール君が来日し、最終ミーティングで、やっぱ沖縄/アカマタをやりたいっつ〜ことで、

今朝は午前3時に磯ノ浦/山利邸を出発し、神戸空港へ向かい、

大量のサーフボードを持ってチェックインし、朝一のフライトで沖縄へ向かった。
して、東京からは、ケイトとタツヤも到着〜
沖縄本島から来た、シンペイ&ターツも合流し、
本日は自力でパドルアウト〜〜〜

 

今日はまだスエル入り始めで、4〜5〜6ってとこ、

でも満潮が夕方なので、ビューテホー順光セッションとなった。

今回は台風の位置も遠いので、風も緩いオフショア、雲もかからずドピーカンのコンディションだ。

 

俺が帰阪し、マーも帰京した後も、沖縄本島に残っていたシンペイは、もちこの台風も狙っていた。
ハヤトもすっかりアカマタの魅力にはまり、回を重ねるごとに、ライン取りがフィットしてきた。
本島のローカルサーファー/ターツも、サトルに連れられ、初のアカマタ入りを果たした。

本島にはない、ダイナミックなアカマタを相手にどこまでチャージ出来るか?

 

離島への飛行機代がかなり格安となったおかげで、毎回のスエルでアカマタ入りをしているサトル。

実は本島にも、アカマタに勝るとも劣らないビッグレフティがあり、

今後はそこの攻略も大きな課題の一つだ。

 

つい先週別れたばっかのナオゾウだが、またまたやってきちゃいましたよ〜〜

もうなんだか、大阪にいるのか、沖縄本島にいるのか、

離島にいるのかわかんなくなってきちゃった。

アカマタマジックに完全、狂い咲きサンダーロードでごんす〜〜

 

アカマタを滑ってもらうバックサイダーなら、ケイトしかないと前々からイメージしていた。

そしてそのイメージがついに実現し、ケイトならでは狂気のレイトテイクオフが見れたのだ。
ケイトととも湘南から、朝一のフライトで一気に、沖縄の離島へやってきたタツヤ。

ノースショアで培ったプルイン魂で、奥のホローセクションをチャージン〜

 

本日のベストバレルとアワード、ベストワイプアウトアワードに輝いたコール君。

まだまだコールの求めるサイズには程遠いが、アカマタの美しいシチュエーションには超ストーク。

 

と言うことで、またまたはじまりました〜アカマタデイズ〜〜〜

 

 
10/15

 

 

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朝一は干きが早く、あっという間にリーフが出て来るのでノーサーフ、、、

しかし、スエルは大パンピング〜〜

イージー6〜8〜10フッタ〜〜〜

おまけに風も無く、珍しくエクセレントコンディション!!

つまりザデイの到来ということ!!!

ではでは、夕方の満ち込み待ちじゃて〜〜〜
まったりとした午前から午後を過ごし、

いよいよ2時頃からセッティングに入った。

朝一の勢いは無いものの、アカマタのリーフには、激しく波が砕け散っていた。

オフショア、ドピーカン、最高のアカマタセッションの始まり始まり〜
現役コンペティターとは違い、ゆったりしたリズムで、海と対峙するコール君。

皆はジェットで沖に行く所も、ゆっくりとパドルアウトし、

ラインアップでもがっつくことなく、納得のいく波だけを選んでいたようだった。

正直今回はエクセレントコンディションながら、

コールとしては、もっとヒュージコンディションを求めていたのでは、、、??
前回の台風セッションでは、ストーミー一歩手前という厳しいコンディションで、

納得のいくサーフィンが出来なかったナオゾウ君だが、

この稀な素敵なコンディションを見逃す事はなかった〜

 

セッション前半、10ポイントライドとも言える、スピッツアウトを演じて見せたタツヤ。

ダブルアップしたテイクオフ、ためたボトムターンから、インサイドボウルにセット、

ミディアムカインドながら、綺麗にスピッツとともにカムアウトしてきたのは流石だぜ〜

 

 

ぶっちゃけ、ケイトが一番弾けていた〜〜〜

アンリアルなクレージーテイクオフから、ソリッドターン、狂気のプルインと、、

このぶれない熱い魂を、毎冬のパイプで魅せてくれているのだ!!
もう完全にアカマタジャンキーと化したハヤト。

次の台風も来るんで、板を置いていっちまった〜〜
ダブルアップテイクオフを、斜めにねじ込み、

インサイドの最もディープポケットに身を置いた、シンペイ君。

あまりに深すぎ、フォンボールにやられ、メイクすることは出来なかったが、

今日のウエイブオブザデイと呼べる一発だった〜〜〜
ワンオブザベストデイとなったアカマタ。

台風は足早に沖縄本島から内地へ向かっていった〜〜

 

 

 

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10/16

 

 
台風は、沖縄本島東海上から北東にフックし、足早に内地へ向かっていったため、

アカマタはスライトリーゴーイングダウン、、

今度は東シナ海側に、北東のバックスエルが届き出し、

ローカルフェイバリットのヘッズが、オーバーヘッドのブレイクを見せてくれた〜
バーレーヘッズの様なショルダー、セクション、バレルを楽しんだタツヤ。

ストレートにアカマタセッションに突入したので、ようやくライトの波に巡り会った〜〜
これからの季節が本場となるヘッズの波を、誰よりも知り尽くしているナオゾウ。

北風が緩むと、もっと良いコンディションに変貌していくのだ。
朝一の干きセッションでは、あっという間に潮がなくなり、インサイドはゲボガボになってきた〜

 

このヘッズセッションをもって、今回のアウターアイランドトリップは終了〜〜

またまた慌ただしくパッキン、パッキン〜〜

 

再び大量のサーフボードを持って、本島移動のクルー。

でも、またすぐに台風が出来そうなんだよね〜〜〜〜

 

アウターアイランドの美しいアウターリーフに、ひとまずお別れ〜〜〜

どうせ、また次の台風で戻って来ると思うんだけどね、、、、
本島に戻ってすぐに、ゴッドアイランドへ目指すつもりだったが、

船の時間が合わず、チャーター船もできなかったので断念、、、、

ホームベースのスナベに戻って来ると、ノーススエル/ノースウインドで、ニアリークローズアウト〜

富士屋クラブハウスと、ザビーチホテルに分かれて、一旦解散〜〜〜

 

 

 

 

10/17

 

 
今朝は沖縄本島でも冷え込みますた。

昨日のノーススエルが残り、ノースウインドも緩んだので、

アイランドメッセージのヒロ丸を駆って、

本島西面のアウターリーフへボードトリップ〜〜
セットは頭くらいにのサッキーライト〜

パドルでは遠過ぎのアウトサイドブレイクだけに、

今日はボードトリップと言うことで、ヤッホ〜〜と喜び勇んで飛び込むダニーちゃん〜

本島の読谷に住み、サーフィンガイド/レッスンをしながら、

沖縄でのサーフィンライフを確立しているダニーメルハド。

 

初の沖縄をハングリースピリッツでサーフしまくるタツヤ。

もっともあの濃い顔立ちだと、ウチナーだと間違えられてしまうね〜

 

プリスケッチーなリーフながら、セクションではバレリーなアウターブレイク。

サイズがあれば、かなりのハードブレイクになりそう〜〜

 

ちょっとしたベルジーランドタイプのライトだが、この奥の掘れ方は異様だね〜〜〜

船をチャンネルに停め、ぎりぎりのリーフエッジからの撮影となった。

 

潮が干きだすと、更にサッキーブレイクとなり、早々に朝一セッションを終えた〜

 

初のトライとなった、アウトサイドトグチセッション〜

サッチャ〜ビュ〜テホ〜〜モ〜ニング〜〜〜

アイランドメッセージの高橋社長、アザッス〜〜〜〜
砂辺エリアに戻ると、ノーススエルに反応する、

シータイムやボウル、お湯前が、本日人気のスポットだった〜〜

 

夕方のセッションは無しで、美浜にあるチュラ湯の温泉でしっぽりの、ケイトとタツヤ。

明日帰京する予定だったが、次の台風がすぐに来ているので、

急遽予定を変更し、引き続き沖縄ステイ〜〜

来週、再びアカマタ、ファイアーなるか?!!

 

 

1920px-Wipha_2013_trackのコピー台風26号・ウィパー

 

 

 

 

 

10/18

 

 

台風27(フランシスコ)、これが今季ナンバーワンのパワーを持った台風だろう。

雲の範囲が小さい割には、すでに925ヘクトパスカルと、超勢力が強い〜〜

更に前回の26号とコースが似ている。

波伝説/ウエイブハンターの、10/22の波予想を見れば、

再びアカマタがファイアーしそうな感じだ。

 

 

本日のディシジョンで、明日、今季3度目となるアカマタ入りを決定〜
そして、カリフォルニアのデーングダスカスとマーが、

US SURFER MAGAZINEの取材で沖縄入りしてくる〜
10/20に帰国予定だったコール君だが、23日まで滞在を延ばし、再びアカマタリベンジ〜
本日は久々ノーサーフで、やはり沖縄滞在を延ばした、タツヤやケイトも一緒に、

那覇/国際通りにある公設市場を観光敢行〜〜〜

オバチャンパワーに圧倒され、つい刺身を買わされてしまったコール君であった〜
では、明日からのアカマタデイズをお楽しみに〜〜〜〜

ところで、一体いつになったらハワイに戻るんじゃて〜〜??

 

 

 

 

10/19
本日、本島/北谷にある、ザビーチホテルをチェックアウトし、

アウターアイランド/アカマタにフライトバック〜〜〜

まだまだタイフーンスエルは届いてにゃい〜〜〜

 

再び狂気のチャージを魅せてくれるか?ケイトン〜
いきなりサーフラインの津波アラートが鳴ってびっくりのコール君〜

それも沖縄界隈、、、、でも避難訓練ですた〜〜

 

前回は7’7″の板を使用したタツヤ君だが、今回もモアビガーが予想されるので、

急遽、コングママが、7’11″を持って沖縄へ来る事になった〜〜〜

 

明日、アカマタ入りするマー。

 

デーングダスカスは、昨夜沖縄本島に着き、シンペイにピックアップされている模様。

そのシンペイも、スペアボードを取りに、昨日大阪までとんぼ帰りしていた〜〜

皆、気合いの入り方、半端ね〜!!!
サーフラインの情報によると、この台風27号/フランシスコが、

現在世界中で一番強い台風らしい〜〜〜

 
10/20
朝一のフライトで、湘南からタツヤにガンを運んで来てくれた、コングママ。

久々の一人旅が楽しそうだった〜〜〜

そして昼には、マー君、今季2度目の沖縄入り〜

あのクリティカルテイクオフがまた見れるのか!
コールの友人/オライオンバレル君も、ハワイから福岡経由で沖縄入りしてきた。

コールの8″6″を持参し、昨夜は福岡の地下鉄に乗って中州に向かったと言う。
最後に、昨夜沖縄本島入りし、シンペイと合流したデーングダスカスも、

夕方のフライトで離島入り。

これで、今回のメンバーが全て揃った〜〜

今日は何度空港に足を運んだ事か、、、、

それにしても、皆がトラブルに巻き込まれず、台風のスエルが入る前に、

無事揃ったこと自体アンリアル〜

流石サーファーの行動力、オソルベシ〜〜〜

 

早速アカマタをチェックに行くが、まだまだタイフーンスエルは到着してにゃい〜〜

プラスロータイド、、、まったりとした夕方を過ごした〜〜〜
して、夜は辻君宅で、ウエルカムバーベキュ〜〜

しかし、潮の関係上、明日は早いので、早々に解散〜〜

では、明日からセッションスタ〜ト〜〜〜〜

全てはこの波のために、世界中から集まって来たのだ!!

 

 

 

 

10/21

 

 
いよいよスエルが入り出し、本日のモーニングセッションは、3〜4〜ってとこ〜〜

チャンネルにダイビング船が停まっているうちは、まだまだアカマタも可愛いって感じ〜
今日はスモールデイなんで、皆でウォームアップがてら、ロングパドルアウト〜

 

沖に出れば、何気にセットはサイズあり、ディレクションも良く、ファンファンファン〜

朝一のバックライトがまたムーディーなカラーを醸し出す〜〜
ファーストセッションからベストバレルをメイクしてきたデーン。

一瞬にしてアカマタの魅力に取り憑かれたのは言うまでもない。

 

バックハンダーとしては、飛び抜けたチャージを魅せたケイト。

しかもかなりの確立でメイクしてくるとこも凄い!

 

シャローなインサイドボウルを攻めたサトル君。

今回は潮が多く、スエルディレクションも良いので、インサイドのゲボガボが無く、

ポッカリ、プリティバレルがオープンアップ〜

 

タツヤもディープポジションから、プルインの一念でポケットにねじ込んで来る。

前回の台風で帰京するはずだったが、スポンサーのプッシュと理解を得て、ステイロンガ〜

 

前々回のスエルを上回る波を期待して、アカマタ入りしてきたマー君。

親友のデーンとファーストセッションを楽しんでいた〜〜

 

コールのために、オールウェイハワイからガンを運んで来たオリオン君も、アカマタをエンジョイ〜

オライオンと呼ぶが、沖縄のビール/オリオンと同じスペルなんで、オリオンと呼んでしまう〜
今日は11フィートのロングボードを駆って、パドルアウトしてきたツジ君。

ツジ邸は今季完全に男合宿所と化してしまった〜〜〜アザッス〜〜

 

ナオゾウは本日スタンダップでバレリ〜〜

宮崎でロングを覚え、プロ並みの実力を持ち、故郷沖縄に戻り、アカマタを見つけ、

それからはショートに転向し、板を削り、今はサップにもはまっている〜〜

 

 

して、夕方の満ち込みには、4〜6〜のスエルが届き出してきた〜

潮が足りないので、ルッキング〜だけど、時間切れ。
アカマタ合宿所の近くには、夜、外食するところがないので、自然と自炊体勢となる。

昨日は肉バーベキューだったが、本日はサンマ、ホッケ、サバと魚バーベキュ〜

さあ〜〜明日はゲティングビガ〜〜かにゃ??

 

 

 

 

10/22

 

 

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本日は、ツジ君の持つ仁恵丸にスペアボードも積み込み、アカマタへゴージャスボードトリップ〜

日の出と共にアカマタに到着し、ジェットスキーも合流して、セッションスタ〜ト〜

昨日よりサイズアップし、4〜6レンジに、ビガーセットも来る好コンディション〜

アカマタセッションとしては、初めて船を導入し、更なる安全を計った。

波を選ぶセンスが良く、ほとんどバレルをメイクしてくるタツヤ。
ポイントに着くや、デーンと共にいの一番にパドルアウトしていったマー。
バックサイダーとしては、一番勢いのあるサーフィンを見せ付けたケイト。
いよいよ明日がラストデイとなったコールは、真にモアビガースエルを待ち望んでいた。
何気に一番シックなインサイドボウルにチャージしていたオライオン。
マー同様、インサイドのピキピキバレルを狙いまくっていたデーン。

潮が干きだし、シャローコンディションになっても、かなり引っぱり昼近くまでサーフした。
チャンネルに船があるだけでも、サーフィンをする心にゆとりがでるというものだ。

そして潮が干いてきてから、波は更にサイズアップしだしてきた〜〜

明日いよいよザデイとなるか〜〜〜!!
午前のロ〜ングセッションを終えて帰港〜〜

午後はまったりした時間を過ごす、、、、、

さて、明日に期待!!!

 

 

 
10/23

 

 
本日も台風接近の中、仁恵丸を出していただきました〜〜

風は一段と強まり、船を出すマックスオーバーとも言えるコンディションだった。
そしてアカマタはついに本領発揮〜

6〜8〜10のクラシックレフティへと変貌〜〜〜

予想通り、今日、10/23がビゲストデイとなったぜ〜〜〜
台風の雲がかかりどんよりとした天気だが、波は大パンピン〜

今日もやっぱデーンとマーが先頭切って入って行った。

 

今日もブチ切れチャージンを見せ、素晴らしいアカマタバレルを味わったデーン。

セッション中盤で足を捻挫していたようだったが、アドレナリンでカバー、

最後の最後まで攻めのサーフィンを魅せつけてくれた〜

帰国は明後日の予定だったが、このセッションをもって急遽成田に飛び、

明日のフライトでカリフォルニアへ帰国することとなった。

それにしても、アカマタ3日間、ビンゴの旅だったと言えよう。

 

アカマタバックサイドの常識、歴史をぶちやぶる、狂気のゴーフォープルインを繰り返したケイト。

その清々しいアタックには心底感動させられ、日本人サーファーとしての誇りを感じてしまう。

ケイトもこのセッションを最後にアカマタを去って行った。

 

本日のビゲストウエイブをキャッチしたマー。

6″6″の板でも、このサイズをハンドルし、熱く、クールにメイクしていくところはマーならでは!!

 

タツヤはいかんせんこの濃い顔立ちなんで、まさにウチナー顔、ナオゾウブラザーと言われていた。

予定より長い滞在となったが、アカマタをしっかりと滑るバックサイダーとして、

その名を轟かせる事となった。

 

この日、2本の波をキャッチしたハヤトだが、この波はインサイドで膨れ上がり、

ノングラブでダウンザラインのままバレルに吸い込まれて行った。

しかしカムアウトの時、下にいってしまい、もろリップを喰らって、肩〜背中を脱臼してしまった。

しかし、そのチャージンは回を重ねるごとにディープになっていっている。
何本も10ポイントライド級を披露したマーだったが、セッション後半に決めた一発には、

本人も雄叫びをあげたほどだった。

とにかく前々回のタイフーンセッションで、初めてのアカマタを経験し、

今回のセッションで更なる高みに駆け上がって行ったマーのサーフィン。

ワールドクラスの波を、ワールドクラスのサーファーが乗り込むという意義が明確となったのだ。
もっとでかい波を待ち続けたシンペイだったが、今回のスエルは10オーバーにまではならなかった。

台風のスピードが遅いので、何気に明日がビゲストデイになるのかもしれない。

 

 

今日、コールと共に帰国するオライオンもラストスパートをかけ、

クレージーアタックを見せ付けた。

船に乗る前、コンビニですでにオリオンビールを買い込み、セッション後の乾杯に備えていた。
セッション前半は泳いでゴープロ撮影をしていたコールだったが、

潮が入り、波が分厚くなって来ると、7″6″を駆ってセットの波に照準を合わせ出した。

驚異のワイプアウトもケロっとサバイブし、

ビッグマン/スタンディングバレルをメイクしていった。
潮が干き出し、風も強まり、コール達のフライトの時間も迫って来たので、

丁度正午前にセッション終了〜

アカマタの波に全員ストーク/レスペクトでした〜
またまた歴史が刻まれた、2013年10月23日のアカマタセッション〜〜〜

皆が一体となって、無事セッションを完遂出来た事に感謝!!
ベストアカマタセッションを終え、コール、デーン、ケイトが次々とフライトバックしていった〜

残った俺達は、まだ明日のアカマタを期待したい!!

 

 

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10/24

 

 
いよいよ台風が接近し、ストーミーコンディションと化して来た。

朝一のアカマタチェックで、波は思ったより大炸裂ならず、昨日よりむしろダウンかな、、、?

それでも6〜8〜はありそうだが、雨/風が強く、ひどい時は雨煙で遠くが見えないほどになる。

更に何でか、海上保安庁の船がどっかとアカマタ沖に停まってるではないか〜

別に悪い事をしてるわけではないが、流石のこの嵐の中でサーフしてたら、

何言われるかわかんにゃいし、何よりも昨日までの3日間が素晴らしかったので、

これにてアカマタセッションに終止符を打ち、

まだ本島行きの飛行機が出てるうちに撤退ということになった。

またまた突然移動となり、バタバタバタ〜〜っとパッキンし、

かなりブ〜ブ〜状態のアウターアイランドを後にした〜〜

ビッグマハロ/ナオゾウ、ツジ君。
沖縄本島に戻って来ると、島中大大パンピング〜

スーサイドのサウスコーストは北風オフショアで真っ白け〜

マーを始め、アカマタをサーフしたメンツは、どっと疲れが出たので、

ノーサーフということになり、北谷のザビーチホテルへチェックイン〜

俺はサトル君と、気になっていたイースターリーフをチェックに行く事にした。

 

 

イースターリーフは予想通りゴーインオ〜フ!!

見た目は3〜4〜だが、入れば5プラスも来そうな掘れ方だね〜

サーファーは一人も入っていず、昨日はもっと天気/風とも良かったらしい。

やっぱイースターリーフが良い時は、アカマタも良いということなんだね〜〜
沖縄本島/読谷在住のダニーは、昨日6時間もここでサーフし、ストークだったと〜

そして今日も来たけど、誰もいず、風雨も強いのでどうしようかと思っていたところに、

俺とサトルが現れ、サトルに誘われるまま、再び今日もゴーアウト〜

俺は時折来る激しい雨に挫け、結局水中には行かなかった。

雨の合間、ランドからラインアップを撮っていると、

明らかに二人はストークしているのが、レンズ越しに伺うことができた。

くっそ〜、やっぱノーマターウァット、ゴーアウトだったね〜
やっぱ本島ローカルのサトル君にとって、本島の波はまさにマイホーム。

チャレンジの場所/アカマタとは違い、イースターリーフは、彼のライフと共にあった場所なのだ。

アフターサーフは決まって、この地/タコライス発祥のキングタコスで、あり乾杯〜

何だか一気にアカマタから本島にワープしてきたな〜

 
10/25

 

 
台風27号からのバックスエルで大パンピングの沖縄本島。

本日は北部/ヤンバルエリアのアウターリーフをトライしようということになり、

アイランドメッセージからジェットを借り、いざ出発〜〜
ジェットを牽引しては高速に乗れないので、下道でチンタラ走る事2時間、、、

ようやく目的のアウターリーフをチェック〜

かなり風が強そうだが、ルックス4〜6??、、、

いかんせん、やったことがないのでなんともはや、、、

とにかくやっちゃいますか〜〜〜
日本は漁業組合が港を管理しているので、一般人は簡単にボートランプを使えない。

なので、こういった浜からジェットを降ろし、皆でトレーラーを押しながらやるっきゃない〜
さて〜ジェットの段取りもつき、まずはマーとシンペイが、初のアウターリーフへ出動〜

運転はタイゾウ君がかってでてくれました〜
ヤンバルローカルのマーゴさんとヨウちゃんも沖に送り届けた後、

カメラを持ってラインアップに着くと、、、、

アキサミヨ〜〜〜!!

スーパーサックなレフトが炸裂、いや大暴れしていた〜

つまりサイズは6プラスはあるということ!

棚は浅く、ミスは許されないといったシビアなコンディションだった。
強いオフショアにあおられ、マーゴさんはテイクオフ時、リップに乗っかってしまい、

そのままオーバーフォールしてしまったが、大事には至らず、一旦ラグーンにまで持って行かれ、

無事パドルバックしてきた〜〜恐るべしマーゴさん〜〜ダイハード〜〜
流石のマーも、セットのホローリップのスピードについて行けず、

アカマタでのワイプアウトで痛めた背中の打ち身が日増しに悪化し、

ベストコンディションではなかったというマー。

次への課題を残した、ヤンバルアウターリーフセッションだった。
まるでサッキーレフトのどでかいヴァージョンの様な掘れ方を見せる、ヤンバルアウターリーフ。

ここをパドルアウトで4回やったことのあるサトルにして、

今回のスエルはミックスし、いつものロングウエイブと違い、

本来ならインサイドのプルアウトセクションでサーフしていたと解説してくれた。

もっとノースよりのクリーンなスエルなら、もっと奥からサイズもホールドし、

きれいなラインアップになるはずだと、、、

今回は完全にやられちゃいました〜〜〜勉強勉強〜〜
途中のラグーンのバンプがひどく、ジェットででもひっくり返りそうになるくらいのラフさだった。

ジェットやボートのアクセス無しでは有り得ないシチュエーションだった。

 

バージンセッションを終え、再びジェット収納作業〜〜〜

行きは下り坂だったからイージーだったけど、帰りはビーチもやや昇り阪、

車に連結してからも、砂地でスリップする昇り坂、

更に4駆でロープを繋ぎ、車/ジェットごと引き上げるまでになった〜〜〜〜
なんとかかんとか、無事セッション終了〜〜〜

来季はヨウちゃん(ウライヨウイチ)が、

ヤンバルサーフガイドのビジネスをスタートするという。

これによって、沖縄本島に点在する手つかずのアウターリーフを、

サーフ/サーチ出来る環境になってくるといえる。

前へ、前へ進みましょう〜〜〜〜
驚愕のヤンバルアウターリーフセッションをもって、

アカマタから始まり、長かった長かった沖縄ミッションを終える事になりました。

皆さん、本当にお疲れ様でした〜〜〜〜

 

 

 

1920px-Francisco_2013_track台風27号・フランシスコ

 
10/26

 

 
沖縄本島西面は、まだ台風からのバックスエルで荒れ狂っている〜

北風ビュ〜ビュ〜で、流石の沖縄も寒くなって来た〜〜〜

まだまだ波は続きそうだが、アカマタミッションで燃え尽き、ハワイへの準備もあり、

本日をもって沖縄を去る事にした〜〜

なんと今月/10月は、実に23日間も沖縄に居たことになる。

関空到着後、車が神戸空港に置き去りなんで、高速艇/ベイシャトルに乗って神戸空港へ〜〜

北西の風で、大阪湾は荒れていたが、バホ〜ンバホ〜ンと30分カットビクル〜ズ〜〜〜

無事車に乗り込み、ひんやりと秋深まる関空を後に、ようやく帰宅、、、

 

 

ところで、10/23のアカマタ/ザデイでゴーインオフしてみせたデーン君だったが、

セッション中盤、足を捻挫し、帰国日を一日早め、23日の夕方便で成田に飛んだのだが、

俺等の前では元気に振る舞っていたが、予想以上に足が痛く、成田空港では車椅子状態となり、

成田のホテルでは痛みから寝れなかったらしい。

それでも足を引きずってカリフォルニアに帰国していったが、

なんと地元に帰って医者に行くと骨折していたらしい。

最後の最後までそんな素振りを見せず、波の上ではゴーインオフ、

陸でも終始明るく努めていたデーン、、、、

テイクケア、、、またノースで会おうぜ〜〜

 

 
こうして慌ただしくも充実した沖縄&アカマタデイズが過ぎ去り、

帰阪して4日後の10月30日、オイラは転がる石のようにハワイへなだれ込んで行った〜

 

 

 

すでに7年前の事だが、こうしてブログを読んで振り返ってみると、

つい昨日の事のようにも思えるし、

よくもまあ、これだけの事をやったなあ、と驚きを隠せない。
2002年・あのワキタのファーストアタックから、18年の歳月が過ぎ、

数々のアカマタセッションを記録し続けてきたが、

写真集・波巡礼を作ってみて、初めてこれがライフワークなんだって、

ようやく理解できるようになった。

 

 

 

 

沖縄セッションに参加してくれたボーイズ、みんな、ありがとう〜〜

 

 

Exif_JPEG_PICTUREMasatoshi Ohno

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREYujiro Tsuji

 

 

 

 

 

_IN42352-thumb-560x373-8032Guy Sato

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURETatsuya Fukagawa

 

 

 

 

 

 

_IN47567-thumb-560x373-9460Keito Matsuoka

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREShinpei Horiguchi

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREHayato Maki

 

 

 

 

 

 

_IN30252-thumb-560x373-9464Kohl Christensen

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREOrion Barrel

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTUREDane Gudasukas

 

 

 

 

 

 

_IN46434-thumb-560x373-9362Naozo Kala

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURETomohito Tsuji

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURESatoru Nakachi

 

 

 

 

 

 

Exif_JPEG_PICTURENaoya Kimoto

 

 

 

 

 

 

 

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