
顔(鼻)をぶつけてしまった
サーフボードなどで波を超えるときなどに、あやまってボードに顔をぶつけてしまったり、鼻を強く打ってしまい、鼻血をだしてしまうというようなことがあります。
「鼻血(はなぢ)」とは……
鼻の内部は、繊細な粘膜でできています。 その粘膜の一部の細い毛細血管が、衝撃や急激な血圧の変化で破れて出血するのが、鼻血です。
≪症状≫
≪手当≫
まず安静にして、イスなどに座って休む。
あごを引いて少し下を向く。
鼻の根元を、自分の親指と人差し指でつまんでおさえる(出血が止まるまで緩めずにいる、ほとんどの鼻血はこれで治まります)。
出血の量が多い場合は、ガーゼを丸めて鼻先に当てる。
痛みがある場合は氷水などで適度に冷やす。
≪注意する点≫
出血しても慌てない。
上を向かない。
ティッシュなどを鼻に詰めない (繊維が細かいため、必要であればガーゼを用いる。
出血が止まっても鼻を強くかんだりしない。
10分以上出血が止まらず、出血の量が多い場合等は、別の原因も考えられるためすぐに119番通報する。
※鼻血を出す人の中には、粘膜の毛細血管が切れやすくなっていて、ちょっとした衝撃や血圧の変化により頻繁に出血する人がいます。