Vol.25 その他の危険な生物

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微小な生物

  • 甲殻類の幼生(通称:チンクイなど)
  • 透明で小さいため見えないことが多く、水着の中で強烈なかゆみを感じることがあります。毒性はありませんが発疹(はっしん)ができることがあります。

    歯の鋭い魚

  • サメ
  • 500種類ほどのサメの中でヒトを襲う危険があるとされる種類はわずか30種類ほどです。上下に大きく開く強固な顎(あご)と鋭い歯が特徴でかまれると出血を伴う大きな傷ができ、ひどいと四肢の切断を伴うこともあります。ホホジロザメ、イタチザメ、シュモクザメ、などが代表的な種類です。

     

  • ウツボ
  • 体長1mほどで腹びれ胸びれとウロコがない、まるで太いヘビのよう
    なカタチをしている魚です。鋭利な歯と強い顎が特徴の魚です。岩穴や岩陰に頭だけを出して潜んでいることが多く、危害を加えない限り襲ってくることはありませんが、一度かみ付かれると容易にはずすことができません。

     

  • カワハギ
  • 口は小さいのですが歯が鋭利で強固なため、かじられると出血を伴う傷ができます。

    光に集まる習性のある魚

  • ダツ
  • 長細い体で先端がクチバシのような鋭利で固い形状をしています。夜船の灯りをめがけて海面を飛び出してくることがあり、人間の身体に突き刺さることなどがあります。

    トゲのある生物

  • ムラサキウニ
  • 直径5~6cmほどの殻のまわりに無数の艶(つや)のある紫色の固いトゲを持っています。このトゲを誤って踏んだりして刺さることがあります。

    固く鋭利な殻を持つ生物

    岩や人工的な固定物に付着している性質と固い殻を持っていることで、人間の肌が直接触れて擦れると出血を伴う傷ができます。

  • フジツボ
  • 磯の岩場や波消しブロック、防波堤などに固着しています。

     

  • カキ
  • 岩や波消しブロック、防波堤などに固着しています。

     

  • カメノテ
  • 磯の岩場の隙間等に固着しています。