
生態を知ることで予防は可能
海洋性レジャーやマリンスポーツに親しむ上で、海の生物や環境を知ることも大切です。海浜では多種多様な生物との出会いがありますが、その中にはあらかじめその生態を知らずにいることで、刺されたり、かまれたり、触れたりすることが原因で痛みや腫れ、出血などの外傷を及ぼす生物がいます。
そのほとんどが餌になる小動物を捕るためであったり、自らを外的から守るための防衛的な機能であることが多く、意志を持って人を襲う性質を持った海洋生物はいませんので、私たちがそれらの生態を知り、むやみに近づかないようにすることで、多くの場合は予防が可能なのです。
しかしそれらの中には、頭痛、嘔吐(おうと)、呼吸困難、けいれんなどの全身症状をきたすような毒性をもつものがあり、ひどいと死に至るケースもあることを忘れてはいけません。
危険な海洋生物
下記の生物の大半のものは、水族館などで見ることができます。
トゲに毒のある魚
背びれのトゲに毒がある
背びれ、腹びれ、尻びれのトゲに毒がある
背びれ、胸びれのトゲに毒がある
尾の根元にある長いトゲに毒がある
背びれ、腹びれ、尾びれのトゲに毒がある
など
毒をもつクラゲ
⇒Vol.21 くらげ をご参照ください。
毒をもつ生物
⇒Vol.24 毒を持つ生物 をご参照ください。
その他
⇒Vol.25 その他の危険な生物 をご参照ください。
◯甲殻類の幼生(通称:チンクイなど)⇒Vol.23 チンクイ をご参照ください。
◯サメ
◯ウツボ
◯カワハギ
◯ダツ
◯ムラサキウニ
◯フジツボ
◯カキ
◯カメノテ