18時前に湘南を出発、秋田の西目町の道の駅に着いたのは午前3時を回っていました。久しぶりのロングドライブです。
おそらく道中の山形付近。どこか分からない真っ暗なカーブの多い道での長めのゲリラ豪雨は実に怖かったです。ワイパーフルスロットルでした。
西目といえば、一緒に住んでいた祖母の地元でもあります。
正確には由利本荘市の仁賀保より？隣町？
母に聞いたところ唯一親戚付き合いのある人の住所がそこら辺だと。
いまいちどこかピンと来ないまま、小学3年時以来の訪問でした。
しかし、残る記憶といえば、田んぼと数軒の民家がある風景。
血は繋がっていたであろう同年代くらいの親戚の子がカエルを素手で何匹も捕まえて、誰が遠くまで投げれるかを競う遊びをしていたこと。
こんな遊びをしている人を見たことがなかったので脳裏に焼き付いています。投げるのはカエルでボールじゃないのか…
私が約20年前にサーフィンにハマり、波伝説のユーザーとなり、行きもしない各地のポイントを気にして閲覧していた時の祖母との会話が今も記憶に残っています。
私「秋田の西目海岸がサーフィンできるポイントらしいよ。おばあちゃんの家は近い？」
祖母「近いよ。小さい時、ひいおじいさんに連れて行ってもらってたよ」
おばあちゃん子の自分としては、ゆかりの土地へ再度行くことになるとは思いもせず、感慨深かったです。
ちなみに、Plunging Surfの矢作さんより教えてもらったとんかつや「かつ喜」さんがめちゃ美味くて、現調時に続き、再訪をしてしまうほどでした。
矢作さん、設置工事のお手伝いまでして下さり、ありがとうございました〜！
また、Bar MonsoonのIさん楽しいお酒の席ありがとうございます。当日、西目はジャンク・クローズでしたが、某所でサーフィンは楽しまれていたようで、貴重なお話しありがとうございます。
西目ポイントのスーパーライブ！開始までもう少々お待ち下さい。
秋田での作業を終えると、北海道の日本海側を目指しました。
とは言っても時間、お金、各関係者の都合に合わせるため、秋田→羽田空港→北海道というコースを選ばざるをえませんでした。
余裕を持って夜の遅い飛行機にしたものの、秋田から羽田までストップなしで8時間行かないくらいです。電力会社の立ち会い点検があったので、早く出たいのに出れない状況です。そしてまたゲリラ豪雨で足止め。
クイック休憩をしながら都内についたのは、まあまあギリな時間帯です。北海道用に機材の梱包が始まるので、ぎりぎりでしたが、飛行機の遅延もあり、無事にテイクオフ。
長い時間かけて東北地方を下ってきたのに、その頭上を飛行機は一瞬で縦断してしまいました。飛行機…最高です…
ちなみに、秋田でもそうでしたが、作業場からすぐそこの民家まで熊が出てるから念のため気をつけてくれとのことでした。
北海道では、役場に尋ねたところ、「ほぼ毎日目撃の連絡は来ている」とのことでした。
念のため、爆竹を買っていきましたが、秋田では誰もライターを持っておらず、使いようがなく、羽田空港では没収されてしまいました。
結局、熊には遭遇はしませんでしたが、実はこんな話も聞きました。
登山者が急斜面で転倒し、足を負傷したそうですが、救助が難しい状況でした。すると森から熊が現れ、登山者が足をくじいた場所に向かい、何度も周りをくるくると歩きながら不安定な場所を避け、熊は登山者がついていけるように徐々に歩いていき、なんとか安全な場所まで導き、登山者はその後救助隊によって救出されたそうです。
また、山梨県では、1997年にある登山家が遭難した際、同行の息子さんが熊に保護され、体温を保たれたとされています。
登山家は遭難中に亡くなりましたが、発見時には息子さんは元気でいて、熊によって温められた可能性が高いとされているそうです。
農家さん、果樹園など、生活を脅かすほどの被害が出ている方もいるそうです。家の中に入ってきて襲われた方、被害もある故に難しい問題ですね。
話はさておき、秋田ー北海道と冬型の気圧配置が決まっていたので、強い北西風が冷たかったです。関東は20℃後半の日もあったので、服を完全にミスりましたが、実は秋田への道中に休憩で寄った那須高原のサービスエリアが一番冷え込んでいたかと思います。笑
ちなみに北海道から羽田に帰り、このあと新潟へと旅が続くのですが、僕は離脱し、MIN先輩が都内で合流し、そのまま新潟入りしました。
現在、五十嵐浜ポイントのライブ配信が開始されています。
通常会員様は40秒間無料でご覧いただけますので、ライブ映像を見て、安全・危険を判断し、波情報を補填する形で皆様のサーフィンライフに役立てればと思っています。
なお、現在全国 75 箇所のポイントへ設置しています。
各地の映像を見て、トリップ感を味わってみて下さいね〜！良かったら登録もお願いします！
