☆加藤のコラム『サブ&ロテ島、これでいいのだ!!Vol.2』

☆加藤

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会社代表であり、波乗りと海が大好きなサーファーです。子どもたちに安全安心な海を残すことと、島国などへ高精細な気象情報を提供することを残る人生のライフワークにしました。サーフトリップネタが多くなりますがお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。

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※このコラムは2016年05月27日に掲載されたものを再掲載しております。

The お魚料理

Shogoさんが持参した昆布で締めたお刺身は『絶品でした!!!』

Shogoさんが持参した昆布で締めたお刺身は『絶品でした!!!』

 

サーフガイドは、前回のロテ&サブでもお世話になったオーストリア人のクラウスです。クラウスは、6人くらいステイできるクルーザーをバリ島に所有していて、SAMASAMA号の仕事がない時には、その船に友人らを乗せて、新しいサーフエリアを開拓すべくボートトリップを楽しみ、冬はオーストリアに帰ってスキーパトロールをして生活しています。もしもスキー場に、クラウスのようなスキーパトローラーが居たら、とても安心かつ親しみを持ってスキーやスノボーを楽しめることでしょう。

クラウスの良い所は、サーフポイントを選ぶ時にはいつも我々に情報を開示し、判断を委ねてくれます。翌日はここと決めつけてしまうサーフガイドもいますが、クラウスはアドバイスはするものの決して押し付けることはなく、とても紳士的にサーフポイントを選ばせてくれます。また、料理の準備のみならず、片付けまでも手伝い、合理的に移動したい時には深夜の操船もいとわないなど、ナイスガイであるばかりか、本当に頼りになるサーフガイドだと思います。

 

冬はスキーパトロールに就くクラウスだが、サーフィンも大好き

冬はスキーパトロールに就くクラウスだが、サーフィンも大好き


バカボンのパパに似ているコックのデュルとは、一昨年の北マルクから数えると5回目の付き合いになります。初回の時に、我々日本人がお昼に、蕎麦&ひやむぎとかき揚げ天ぷら、翌日には日本式カレーなどをオーダーしたため、『予め決めておいた献立が狂ってしまうよ~』と少しクレームを言ってきましたが、今回は日本料理を好み、食材をたくさん持参する“Team Japanese”に慣れたようで、嫌がることなく毎日美味しい料理を提供してくれました。

 

向かって左側『これでいいのだ!!』を日本語で言えるデュルと、お刺身を盛るHisashiさん

向かって左側『これでいいのだ!!』を日本語で言えるデュルと、お刺身を盛るHisashiさん

 

また、釣り名人であるばかりか、料理の鉄人でもあるHisashiさんが造ったお刺身のお造りや、オリジナルの特製ダレが絶妙のカルパッチョ、50万ルピア(約5000円)で漁師から直接買い付けたロブスターの料理など、見栄えも含めて味も絶品で、デュルやクラウスにとってもその料理のレベルの高さを見て感激し、味わって感動していたほどでした。
デュルが納得してこう言っていました。『これでいいのだ!!』(笑)

 

Hisashiさんの魚料理1 お刺身

Hisashiさんの魚料理1 お刺身

 

 

Hisashiさんの魚料理2 カルパッチョ

Hisashiさんの魚料理2 カルパッチョ

 

Hisashiさんの魚料理3 大ロブスター4匹で約5000円と超安かった!!!

Hisashiさんの魚料理3 大ロブスター4匹で約5000円と超安かった!!!

 

今回の旅は天候にとても恵まれ、途中サイズの小さな日はあったものの、海が荒れてサーフィンや釣りができない日は一日もありませんでした。このため、毎日どちらも楽しめ、サーフィンはもちろんですが、トローリングやキャスティングにより、代わる代わる誰かがお刺身に絶好の魚を釣って、なおかつ船からのエサやサビキ釣りでも、アジやイサキをたくさん釣ることができました。ドュルは、夜中に船の光に集まってくるプランクトンを食べにくるアジを何十匹も釣っていたほどでした。

 

プランクトンではなく、お米を食するこの方は『米伝説マン』に認定!!

プランクトンではなく、お米を食するこの方は『米伝説マン』に認定!!

私は、昨年メンタワイや沖縄で釣ったセイルフィッシュやGTなどの大物は釣れませんでしたが、何とか中型のバラフエ鯛とワフー(サワラ)は釣ることができました。

バラフエ鯛、見た目はちょっとグロテスクですが味は鯛でした

バラフエ鯛、見た目はちょっとグロテスクですが味は鯛でした

やはり日ごろから釣りをメインに楽しまれているShogoさんとHisashiさんは、私とは腕前が段違いに違い、毎日のように何らかの魚を釣り上げ、今回お刺身のない晩ご飯は一日もなかったほどです。

 

Hisashiさんが釣った大物のダツ

Hisashiさんが釣った大物のダツ

なお、Hisashiさんは今回のために竿を専用ケースに6本入れて持ち込んできました。かつて釣りが大好きなグレン松本プロや西世古プロ、そして伊勢のルアー船の北村船長らとボートトリップをしてきましたが、6本の竿を持参したサーファーはいなかったと思います。

このあたりの気合が釣果にもつながるのだと確信しました。つづく。

 

 

☆加藤のコラム『サブ&ロテ島、これでいいのだ!!Vol.3』

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