米山予報士のウラナミ『冬のウェットスーツベスト3』

米山予報士

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米山予報士/大学を8年で卒業。その間、勉強などせず、山と海で遊ぶか家に引きこもっていました。当然、就職などまともにできるはずがなく、社会人経験もゼロ。なのに30歳になってしまいました。ただ、山のおかげで天気図に興味をもち、サーフィンをやっていたから気象予報士になれたと思います。サーフィンと気象、波情報の業務を精一杯頑張りたいです。

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皆さん、こんにちは。
最近は寒いですね!特に朝の冷え込みは真冬?と言いたくなるほどで、しばれますね〜。

さて、今回は僕が冬に着たなかで快適・暖かかったウェットスーツベスト3を挙げてみようと思います。
まず3番目は、3mmの速乾性の高いラバーです。ラバーは風に強いイメージですが、ジャージと比べると固いので、パドルが大変だと思っていました。しかし、たしかに5mmのラバーだと肩を回すのがしんどいかもしれませんが、3mmは意外と楽に感じます。気になる寒さですが、風に強いのはもちろんのこと、湘南では早朝でもブルブルと震えることはありませんでした。起毛ではないのですが、裏が速乾性のある生地で水も入りにくい構造なのが影響したのか、湘南では真冬を乗り越えることができました。

次に2番目は、4mm×3mmの裏起毛ジャージです。これは当時の最新のテクノロジー満載でしたのでジャージでパドルが楽、すぐ乾く、暖かいと三拍子揃った優れものでした。濡れたままの状態だと、冬の早朝から1ラウンド、昼の2ラウンドとこなすのは相当な気合いが必要でしたが、すぐ乾くので冬でも1日に数ラウンドをするのが苦ではなく、着ている感覚は秋に着るジャーフルと同じで、着脱も同じでした。裏起毛はウェットスーツだけではなく、衣服でも冬のマストアイテムになってきていますが、本当に暖かかったですね。そのおかげで、5mmまで厚くせず、動きやすさを追求できたのかと思います。

そして1番目は、6mm×5mmのジャージです。冬は暖かいのが一番ですが、なんだかんだいったって、やはり生地を厚くしているのが一番暖かいと思います笑。これは体幹の部分を6mm、肩回りなど動きの激しい部分を5mmにしていて、生地がジャージなので、暖かさが最強+動きやすさもある歴代一位のウェットスーツです。残念ながら乾くのに時間がかかり、1日1回限定の使い方しかできないのですが、最強寒波襲来など、ここぞという時には必ず着たいウェットスーツで、この冬も大活躍してくれそうです。

最後に番外編としては、ウェットスーツの下にヒートテックを着ると暖かくなります。パドルは少し大変になりますが、薄いヒートテックなら、肩がガチガチになることはないので、手軽に防寒対策をしたい方には良いかもしれません。ブーツやキャップ、グローブなども含めて対策をし、この冬もサーフィンを楽しみたいですね〜。unnamed-1

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