時速80km/hの風の感覚値――風の速さをもっと分かりやすく|MINのウラナミVol.308

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MIN/社畜暦23年/サーフ事業局所属/小笠原父島出身(実は湘南茅ヶ崎うまれ)/波乗り歴は30年以上/サーフィンと海以外の趣味は、仮想通貨、ガジェット、アクアリウムで、社内ではいわゆるオタ寄りな存在(?)
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こんにちは。今年のお盆は、山梨県の西湖で3泊4日のキャンプをして過ごしたMINです。長男の習い事の合宿の引率を兼ねていまして(そっちがメイン)、今年で3年目になります。

車で遠出するときは必ずと言ってよいほど高速道路を利用しますが、息子たちはしばしば、面白がって窓から手を出そうとします。危険なので注意しますが、その度に頭をよぎるコトがあります。

もう、おわかりですか?

そう、アレです! 時速80km前後の速度で走行中の車から手を出して手のひらを風に当てると「おっぱいの感触に似ている」という誰もが知ってる都市伝説(?)です。それを子どもたちに教えてあげると笑って喜んでくれるのですが、ますます手を出そうとしてしまい逆効果でしたwww

 

風速◯m/sって、感覚値としてどれくらい?

ところで、時速80kmで手のひらに受ける風って、風速何m/sだろ?って、疑問に思ったことはありませんか。計算すれば80,000m÷3600秒=約22m/sと、風速にすぐに換算することができるのですが、では、風速10m/s、20m/s、30m/sって、感覚値としてどのくらいの速さの風なのか、すぐにわかりますか?

そう考える時、私たちは車での走行に慣れているので、車で走行時の時速に換算してみようとしませんか? もちろん、風に慣れ親しんでいる方には、すでに各風速に対する感覚値は持たれていると思いますが、そうではない人にとっては、時速換算することがわかりやすいのかなと思います。

では、なぜ風速の単位はm/sなんだろう?って疑問に思ったので調べてみると、その理由よりも驚いたことがありました。

それは、お隣の国である韓国は、風の単位はkm/h(またはkmph)を用いることが一般的だということです。

 

風速を表す単位は様々

僕の知識・知見が浅くてお恥ずかしい話ではありますが、もう少し調べてみると、国によって標準的に使われる風の単位が違っていて、m/sやkm/hの他にもkt(ノット)、mile(マイル)、ft(フィート)など距離を表す単位の数だけ存在しているようなのですね。

「そりゃそうだ」ってところですけれど、気になったのが、例えば韓国は車も風速も単位が同じkm/h、米国も車と風は同じmph(mile/h)が使われていることです。

 

車の速度と風速は同じ単位がいいな

それを知って、風に慣れ親しんでいない人が風の速さを感覚的に知るには、やはり車の時速と同じであることが望ましいのかなと思いました。

もっと言えば、車よりも船に慣れ親しまれている方には、ktの方が良かったりなど、人によって様々なんですよねきっと。

今さらではありますが、風だけでなく波などの気象情報の単位は、人によって慣れ親しんだ単位で見れてこそ、本当の価値が出てくるのかなと個人的に感じましたので、備忘録的に記事にさせていただきました。

皆さんは、どの様な表現のしかたが一番しっくりきますか?

 

追伸

この記事を書く前に、時速80kmの風がおっぱいの感触に似ていることについてチョットだけ調べてみようと、Googleの検索窓に「時速80km」と入力しただけで、検索候補に「時速80km 胸」というのが上位に出てきて、一人でクスッと笑ってしまいました。皆さん、けっこう調べているのですねwww

中には、時速何kmがベストな感触なのかを探求するまとめ記事もあったり、実際に何m/sが最適なのかを検証する動画などもあって、ついつい読み込んでしまいました。ご興味があれば検索してみてください。

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