KOBUのウラナミ『受け継がれるもの』

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KOBU:何となくで始めたサーフィン。気づけば3度の飯よりサーフィン!という程にのめりこみ、現在はプロサーファーとして奮闘中! 特技は麺上げ、趣味はお絵かき。現在、サーフアーティスト” KOBU。”としての活動も行っています。

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先日、久々に親族一同が集まったKOBU家。
親族が集まると毎回昔話に花が咲き、あんな事もあったね~!あの人はこんなこともしてたよ~!と、掘り下げればまだまだ知らない親族昔話を教えてもらう。

と、そんな話の中でふと祖母が、「そういえば昔あの人が使ってたカメラがあるわ!」と祖父が愛用していたというカメラの話を思い出したように話してくれた。

後日また親族が集まる機会があり、カメラの話などすっかり忘れていた私だったが、祖母から「これ、この前話してたカメラ。使えるか分からないけど、あげるわ!ちょっと見てみて!」と、少し大きな袋を手渡され、祖父のカメラ話を何となく思い出しながら袋を覗き込んだ。

袋の中から出てきたカメラは、専用のケースにしまわれ、レンズカバーもしっかりと付いて綺麗に保存されていた。
ケースを開けると、何とも古めかしく、今ではあまり見ることのない二眼カメラが顔を出した。上から覗き込んで撮影するものだそうだ。

そのカメラをみんなで珍しがって見ていると、叔母が、「あなた達のおじいちゃんは、私たち娘にも、おばあちゃんの事をホントに綺麗な人だって言っておばあちゃんの写真撮ってたんだよ」と、祖父が祖母に強い愛情を持ってこのカメラのシャッターを切ってたというエピソードを教えてくれた。

そんな祖父の思いが詰まったカメラ。カメラ屋さんへ持って行き使えるかどうか見てもらうと、シャッターもフィルム巻きもピント合わせもまだ動く状態だった。
少し修理は必要ではあったが、何十年経ってもまだ動くそのカメラから、祖父のこのカメラへの愛着のようなものが伝わってきた。

またそのカメラが再びシャッターを切れるようになったら、まずは祖母の写真を撮ってあげよう。
KOBU。

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