Vol.1 捻挫(ねんざ)
足首をくじいてしまったら
岩場で足をひっかけたり、砂浜の陥没に足をとられて足首を大きく捻って歩けなくなってしまうこと。これは足首(足関節)の捻挫といわれるものです。
内側に捻ってしまうことが多いのですが、稀に外側へ捻ったりすることもあります。
「捻挫(ねんざ)」とは…… 捻(ねじ)って挫(くじ)くこと。
骨と骨とをつなぐところを関節といいますが、その骨と骨は靱帯(じんたい)によって繋がれています。その靱帯と関節周囲の軟部組織によって関節を包む関節包(かんせつほう)があり、捻挫はその関節包の一部や靱帯が切れてしまったり、傷めたりすることなのです。
症状
- 足首に痛みが出る
- 腫れてくる
- 熱をもつ
- 歩けない
- 足首がグラグラする etc.
※軽い場合は痛みも腫れも少なく、関節を曲げたときだけ痛むこともあります。
こんな症状だったら「捻挫」の疑いがあります。
手当
まず安静にして、座ったり横になって足首に体重がかからないようにする。
痛みが強い場合や腫れや熱がある場合は、氷水などでケガした部位と周囲を冷やす。
タオルや包帯などで覆い圧迫する。(図:左)
捻った足首を少し高く挙げる。(図:右)


歩かなければならない場合
〜靴の上から固定する方法〜
靴を履いたまま三角巾など包帯で固定する。
スーパーのレジ袋などを代用することもできる。

三角巾を折り帯状の包帯を準備する
帯状包帯(図:左)
足首包帯で靴を履いた状態(図:右)


靴の下の中央に帯がくるように置く
足裏に包帯

足の裏から踵の後ろへ交差し前へ
踵の上で交差

足首の前で交差して左右の踵へ
前で交差し踵へ

ひもの下へ通してから前へ
片方ずつヒモの下へ(図:左)
片方ずつヒモの下へ2(図:右)


両端を前に

足首の前で結び固定する
足首前で結ぶ(図:左)
固定完成(図:右)


歩いて移動した その後で
自宅や安静にできるところで、氷水などを入れた氷嚢で患部全体を冷やす。
足首RICE

その後、必ず! 医療機関を受診します。
注意する点
もんだり、マッサージをしてはいけません。
ケガをした日は、お風呂に入らない。
「捻挫」なのかどうか? これらの診断は医師のみしか判断できません。
骨折を伴っていることや広範囲にわたり傷めていること、その後に脱臼(関節がはずれてしまう)等の原因になることもあるので、痛みや腫れが少ない場合でも医師の診察を受けることが大切です。




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