【How to】サーフィンテクニック-ボトムターンのコツ

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ボトムターンは全てのアクションへ繋がる基本テクニック。スピードに乗った深いボトムターンができなければリップアクションはできません。まずボトムに降り、ボトムの場所を知りましょう。そして体の柔軟性と後ろ足加重をうまく利用し、安定的でスピードに乗った深いボトムターンを狙っていきましょう。
ターンはテイクオフから始まり、波の性質など色々な要素に分解、連動するため容易には説明できません。ここではボトムターンの必要性や加速や回転の原理などを少しでも理解頂けたら幸いに思います。

【How to】ボトムターン
・トップからボトムへ
膝を内側に入れ膝を曲げ、足腰を柔軟に動くようにセットします。それにより波質に合わせて柔軟に対応することが可能になります。まっすぐボトムに降りるとスピードが付くため、トロい波なら前足を強く踏み込みスピードをつけ真っすぐボトムに降り深いボトムターンを狙います。速い波であれば斜めに降りて浅いボトムターンを狙います。
ステップバックして後ろ足加重に移し、徐々に深く回転性の高いターンに移行していきます。出来る限りしっかり深いボトムターンをしてボトムとトップの距離を作り、板に角度をつけましょう。

・ボトムからトップへ
つけたスピードをロスしないよう、しっかりレールと体重移動を使いトップにアプローチします。スピードが無いのに急にレールを入れすぎると遠心力が使えずワイプアウトしてしまいます。上半身、下半身と連動してレールを入れていくことで遠心力をうまく利用してターンすることができます。またターン時には後ろ足加重と、後方側の手を水面につけるなどで回転性を高め、体重を乗せタメを作ります。しっかり体重移動を効かせたタメを作りレールを深く入れることで波の反発力が高まり、グンッと加速します。

後ろ足加重へのスイッチは以下ステファニー・ギルモアの動画がとても参考になります。
【後ろ足ポジションが良くわかる動画】 

【How to】バックサイド ボトムターン
バックサイドは視界が悪いため、急いで浅いボトムターンをしてしまいがちですが、深くボトムターンできる波はしっかりボトムまで降りて加速し、トップに角度をつけてあがりましょう。進行方向に視線を向け、進行方向に肩を開き、膝を内にいれ膝を曲げ、腰が動くようしっかりセットしてリラックス。後ろ足加重のターンを意識するのがコツです。

ボトムターンの原理を理解し、マスターしたらオフザリップなどのトップアクションも奇麗にキマってくるはずです。

◆関連リンク◆
【How to】サーフィンテクニック-オフザリップのコツ
【サーフィン上達のヒント】マルチサーファー”ライアン・バーチ”から学ぶ

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