VAGYのウラナミ『居酒屋VAGY ちょっと怖い話』

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VAGY:波伝説twitter(https://twitter.com/namidensetu)を担当しています。 好きな言葉は『三度のメシよりメシが好き!』です。 愛読書は週間少年◯ャンプです。 

その日は朝一番のチェック(午前2時半より出勤)でした。

まず鎌倉の某ポイントで警察の方に職務質問をされ、警察の方に諸々の確認をされ、多少時間を無駄にしました。しかも、警官の第一声は『お兄さん海にきたの?』でした。ちなみに僕の返しは『仕事です(怒)』と。

そんなこんなで今日は何かがありそうだと、そんな予感が的中することに……。

某七里ケ浜の正面を本日2回目のチェックをしていると、階段を下りて少し歩いた波打ち際で、それはショアブレイクでたまに水がくるかこないかの距離。

ん?

ん?(2回目)

その日は曇っていたため午前5時を少し過ぎたくらいの時間でもまだ暗く、僕には良く見えない明るさ。

朝っぱらからこんなことは言いたくないが、どうも僕にはそこに人が倒れているようにしか見えませんでした。

vagy201410

ちょうどこんな感じに見えましたが、階段を恐る恐る降りて近くに寄ると、先日の台風でうち上がったとても大きな流木に見えたので、少し安心したのもつかの間、よく見ると手や足らしきものが見えて、体が少しひねられていました。

この際だから誤解のないようにハッキリと言っておこう。逃げ出したいと。

後ろや回りを見回しても人は僕しかいません。逃げ出したい。

しかし、色々なケースを想定した結果、顔なんか見た日にゃきっと夢に出て、世にも奇妙な物語とか、大好きな宇宙人特集とか見られなくなると思い、顔を確認せず一歩後ろへ交代。

よく見るとこの方カッパなんか着ていらっしゃる。wao!

僕の身体の皮膚という皮膚がチキン肌に変わった瞬間、僕はさらに数歩下がり、階段の中程までさらに後退。

一息ついて、僕の頭の中の選択肢はこう

1、もう一度近くまで行って状況を全て把握すること
2、警察へ電話
3、セルラーフォンで上條プロに電話

もうね、気がついたらセルラーフォンで名前探していましたよ。上條マッチさんて名前を(猛爆)
2という選択肢は真っ先に頭に浮かび、最悪間違えでも人が倒れていることには変わりないワケだから、その選択肢が的確かな、なんて思いますが、そこで出勤している上條プロ(鎌倉出身てことでw)を選択しているあたりの慌てようったらもうwww

で、上條プロの名前を見つけてクリックしようとした瞬間……ゴロン……ゴロン!?

ギャァァァァァァ!動いたぁぁぁぁぁぁぁぁ!

しかも寝返り打ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!

そこから何かにうなされたように2度3度と寝返りを打った物体Xですが、どうも酔っぱらって砂浜で大胆に寝ているようでした。

寝ている方だったとしても警察を呼ぶのが正しい対処なのですが、僕のとなりに男子二人と女子一人といったドリカム状態、いや今は二人組なので、いきものがかり状態の三人組が到着。

女子の第一声は『海だぁぁぁぁ〜↑』

しかし次の瞬間女子が物体Xに気がつきます

女子『え!?(トーン低め)人じゃない?』

男子『マジか!ちょっと見てくる』

なんと勇ましい。そなたが勇者か。このラダトームを救ってくれ。

いきものがかり君達に、色々説明して上げようかと思ったのですが、次のポイントへ移動して情報を更新しないとユーザーの方に迷惑がかかると思ったのでやめました(猛爆)

いや、そもそも動ける状態だということは確認済みなので、あまり深入りせず次のポイントへ向かいました。
最終的に笑える内容で良かったと思いましたが、あの時は本当にガクブルでした。

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