トリッキーバレルでハイスコアが連続。ASP-WCT「Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル」がスタート。

SURFMEDIA

SURFMEDIA
SURFMEDIA(サーフメディア)は国内外の最新サーフニュースを発信。サーファー、コンペティション、ファッション、インダストリー、メディア事情など、多彩な角度からホットなニュースをグローバルな視点で提供しています。

ワールド・タイトル・フロントランナー・のガブリエル・メディーナ(BRA)ASP / Kirstin Scholtz

 

 

スーパーチューボス、ペニシェ/ポルトガル(2014年10月14日火曜日):サムスン・ギャラクシーASPワールド・チャンピオンシップ・ツアー第10 戦「Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル」は今日、ウインディな3~5フィートのコンディションで、ペニシェを象徴するスーパーチューボスで、そ の戦いの火蓋を切り、ラウンド1を完了した。

 

今回のイベントでは、今シーズンのワールドタイトルを争う7名のサーファーのなかで、ガブリエル・メディーナ(BRA)だけが、ポルトガルでASPワールド・タイトルを決定するチャンスを持っている。

 

※ガブリエル・メディーナが、ポルトガルで初のブラジリアン世界チャンピオンとなるためのシナリオ。

 

11タイムASPワールド・チャンピオンで、現在ランキング2位のケリー・スレーター(USA)は、マット・ウィルキンソン(AUS)とイベント・ワイルドカードのニック・ボン・ルップ(PRT)と対戦。そのヒートは、ウィルキンソンがディープ・バレルでパーフェクトに近い9.57を手に入れ、素晴らしいスタートを見せた。

 

ワールド・タイトル・レースのライン上にいるスレーターは、スーパーチューボスのラインナップで、ラディカルなレイト・ドロップからバレルをメイク。9.67というエクセレントをマークし、2ウェイブ・ヒート・トータル17.00でラウンド3へダイレクトに勝ち進んだ。

 

「 他の選手が10ポイント近いスコアで開始したヒートは、このようなコンディションでは更にタフな戦いになるね。」と、スレーターが言った。「いくつかの波 を掴んで、フローを感じ、自分自身で勝ち上がりたかった。ガブリエル(メディーナ)は、本当のコンペティターだね。彼は、他の誰よりもタイトルを勝ち取り たいと思っているはず。僕も彼の年齢で、全く同じようにタイトルを勝ち取った。知っていると思うけど、彼はサーフィンをするのが大好きで、自分をどんどん 高めてスキルアップさせている。だから彼はクレイジー・スキルを手に入れているんだと思う。」

 

ジョディ・スミス(ZAF)は、 フォアハンドのパワフルターンでソリッドな7.33をスコアしてヒートを開始。ミッチ・クルーズとエイドリアン・バカンからアーリーリードをとった。先週 のカスカイスで5位となり勢いに乗るスミスは、マッシヴなエアリアル・ローテーションを波のクリティカル・ポイントでランディング。9.27をスコアし て、ラウンドアップした。

 

カレント・ランキング・リーダー・ガブリエル・メディーナ(BRA)は、 トリッキーなスーパーチューボス・ラインナップで多彩なパフォーマンスを披露。ディフェンディング・イベント・チャンピオンのカイ・オットン(AUS)と ワイルドカードのジェイコブ・ウィルコックス(AUS)に対し、バレル、ターン、エアリアル・マニューバーという、彼の多彩な技のレパートリーを披露し て、ラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。

 

「かなり難しい波でしたね。良いタイミングで、正しいスポットにいなければならな い」と、メディーナが言った。「あの波をゲット出来てラッキーでしたね。メイク出来て最高でした。ここのファンは、サーフィンに本当に情熱的です。僕は最 高のサポートしてもらっていて、自分にプレッシャーはなく、逆に良い刺激を与えられて、最高の気分ですよ。」

 

また、ASPクォリフィケイション・シリーズ・プライム・イベント「カスカイス・ビラボン・プロ」で2年連続優勝を飾ったジャドソン・アンドレ (BRA)も絶好調を続け、セバスチャン・ジーツ(HAW)は素晴らしいロングバレルでエクセレントの8.17をスコア。オーウェン・ライト(AUS) も、ティアゴ・ピレス(PRT)とナット・ヤング(USA)を抑えてラウンドへ駒を進めている。

 

 

ネクストコールは、日本時間2014年10月15日午後3時30分。

 

 

オフィシャルサイト:http://www.aspworldtour.com/events/2014/mct/719/moche-rip-curl-pro-portugal

 

 

 

アップカミングMocheリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド2マッチアップ:
ヒート1:ミック・ファニング(AUS)対ジェイコブ・ウィルコックス(AUS)
ヒート2:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対ニック・ボン・ルップ(PRT)
ヒート3:ミシェル・ボレーズ(PYF)対ラオニ・モンテイロ(BRA)
ヒート4:コロヘ・アンディーノ(USA)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート5:ナット・ヤング(USA)対ブレット・シンプソン(USA)
ヒート6:ビード・ダービッジ(AUS)対トラヴィス・ロギー(ZAF)
ヒート7:エイドリアン・バカン(AUS)対アリツ・アランブルー(ESP)
ヒート8:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対アレホ・ムニーツ(BRA)
ヒート9:フレデリック・パターチア(HAW)対ミッチ・クルーズ(AUS)
ヒート10:C.J.ホブグッド(USA)対アダム・メリング(AUS)
ヒート11:マット・ウィルキンソン(AUS)対ディオン・アトキンソン(AUS)
ヒート12:カイ・オットン(AUS)対ティアゴ・ピレス(PRT)

 

Moche Rip Curl Pro Portugal Round 1 Results (1st advances directly to Round 3, 2nd and 3rd to Round 2):
Heat 1: Taj Burrow (AUS) 12.10, Fredrick Patacchia (HAW) 8.97, Travis Logie (ZAF) 7.37
Heat 2: Jadson Andre (BRA) 15.93, Brett Simpson (USA) 12.60, John John Florence (HAW) 11.10
Heat 3: Joel Parkinson (AUS) 15.83, C.J Hobgood (USA) 9.24, Jeremy Flores (FRA) 8.47
Heat 4: Sebastian Zietz (HAW) 16.10, Mick Fanning (AUS) 10.66, Raoni Monteiro (BRA) 4.83
Heat 5: Kelly Slater (USA) 17.00, Matt Wilkinson (AUS) 16.07, Nic Von Rupp (PRT) 7.50
Heat 6: Gabriel Medina (BRA) 14.27, Kai Otton (AUS) 12.83, Jacob Willcox (AUS) 8.43
Heat 7: Filipe Toledo (BRA) 14.33, Aritz Aranburu (ESP) 8.73, Michel Bourez (PYF) 7.53
Heat 8: Adriano De Souza (BRA) 12.83, Alejo Muniz (BRA) 10.60, Julian Wilson (AUS) 9.56
Heat 9: Jordy Smith (ZAF) 16.60, Mitch Crews (AUS) 12.83, Adrian Buchan (AUS) 7.60
Heat 10: Miguel Pupo (BRA) 10.60, Adam Melling (AUS) 10.50, Kolohe Andino (USA) 7.37
Heat 11: Josh Kerr (AUS) 15.13, Bede Durbidge (AUS) 14.00, Dion Atkinson (AUS) 10.60
Heat 12: Owen Wright (AUS) 16.16, Tiago Pires (PRT) 12.93, Nat Young (USA) 10.27

最近の記事

関連する記事