カノア五十嵐、大原洋人が快進撃。「VANS USオープン・オブ・サーフィン」でラウンド3進出

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カノア五十嵐 Image: © WSL/Rowland

 

ハンティントン・ビーチ、CA/USA(2015年7月29日水曜日)カリフォ ルニアのハンティントン・ ビーチで開催中の「VANS USオープン・オブ・サーフィン」は、2~3フィートのコンディションで、サムスン・ギャラクシーWSLウイメンズCT第6戦のラウンド2と3。そしてメ ンズのQSはラウンド2のヒート1から6までが終了した。

 

ウイメンズCTでは、3人ヒートのラウンド3を1位で勝ち上がった4名の選手がクオーターファイナル進出。2位と3位の8名の選手がラウンド4を戦う。

 

今日一番の番狂わせは、ディフェンディング・イベント勝利者であるタイラー・ラ イト(AUS)が、アレッサ・クイゾン(HAW)にラウンド2で破れた事。クイゾンにとってラウンド2を勝ち上がったのは今シーズン2度目、ライトにとっ ては、CTキャリア初のラウンド2敗退となった。

 

また、2012年のVANS USオープン優勝者であるレイキー・ピーターソン(USA)も絶好調。ジープ・レイティング・リーダーで2度のWSLチャンピオン・カリッサ・ムーア (HAW)、マリア・マニュエル(HAW)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)の4名がクオーターファイナル進出を決めている。

 

 

 

大原洋人 – WSL / Kenneth Morris

 

カノア五十嵐、大原洋人が快進撃を続ける。

 

ウイメンズのコンペティション終了後、メンズWSL-QS10,000イベントが続けて行われ、ラウンド2のヒート1 – 6が行われた。

 

ハンティントンビーチ在住のカノア五十嵐(USA)は、ヒート前半に、2本の波でピアをくぐり抜け、エクセレントを2本揃えて、他の選手をコンビネーション・シチュエーションへ追い込んだ。

 

五十嵐はファイナル・ホーンが鳴るまで支配的なリードを維持し、アダム・メリングがスコアした17.50のヒート・トータルと同じハイ・スコアをマークした。

 

ヤング・ローカルの五十嵐は、このVANS USオープンで彼の存在をアピールし続け、彼自身がこのコンペティションに於ける大きな脅威であることを示した。

 

「多くの人は、 落ちたらボードが壊れるし怪我もするから、 あのピアの前で2つのターンをしたくないですよね。」と、五十嵐が言った。「僕はあれを1000回もやっているし、ピアの前は本当にリラックスして最高の気分でやれるんです。

 

いつもクイック・スタートしたいんです。自分の最初の2つの波はかなり悪かった。だからリセットして、他の選手とは離れてやっていたんです。」

 

「これは全てのプロが自分のホームに来てくれて、彼らのサーフィンを見ることが出来る、1つのコンテストなんです。」と、五十嵐が続けた。

 

「僕は、カラニ・ロブとケリー・スレーターのフリーサーフィンを見ていました。それで、いつもフリーサーフィンする選手と話すようにして、彼らがどんなものに乗っていたか見ていたんです。いまの子供たちが、僕と同じような事をしているのを見るとおかしな気分ですね。」

 

また、日本の大原洋人は、ヒート6でミッチ・クルーズ(AUS)、デイヴィ・ キャスルズ(AUS)、スティーブン・ピアソン(PYF)と対戦。ヒート前半は思うようなスコアが出せずに4位を強いられ後半戦へ。優先権を使い大原洋人 は、バックハンドでクリティカルなセクションへの大きなリエントリーをメイクして7.93をスコア。2位に浮上する。

 

しかし、残り時間10分を切ってデイヴィ・キャスルズ(AUS)が再び逆転。し かし、再び優先権を持った大原洋人は、レフトのセットをゲット。深いボトムターンからトップへ駆け上がり、激しく板を蹴り出した。さらに2発目のリエント リーを見事にメイク。インサイドまでしっかりとメイクしてガッツポーズ。

 

そのライディングにジャッジは8.57を与え、ヒートスコア16.50でトップへ。見事強豪を抑えて1位でラウンドアップを決めた。

 

コンペティションは、明日午前7時30分からメンズのラウンド2のヒート7から12まで、その後ウイメンズのラウンド4とクオーターファイナルが行われる予定だ。

 

カノア五十嵐と大原洋人が登場するラウンド3は、明後日となる予定。カノアはヒート2でマイケル・ロドリゲスとジョアン・ドゥルーと対戦。大原洋人は、ヒート4でカルロス・ムニョスとライアン・キャリナンと対戦する。

 

世界を目指してがんばれ!日本。

 

ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。

http://www.vansusopenofsurfing.com/

 

現地時間の朝7時30分は、日本時間の夜11時30分です。

 

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Women’s Round 3 Results:
Heat 1: Lakey Peterson (USA) 15.07, Alessa Quizon (HAW) 11.44, Bianca Buitendag (ZAF) 8.73
Heat 2: Carissa Moore (HAW) 16.03, Coco Ho (HAW) 15.97, Johanne Defay (FRA) 15.67
Heat 3: Malia Manuel (HAW) 17.17, Courtney Conlogue (USA) 14.10, Silvana Lima (BRA) 7.34
Heat 4: Sally Fitzgibbons (AUS) 15.03, Nikki Van Dijk (AUS) 14.86, Tatiana Weston-Webb (HAW) 10.57

Women’s Round 2 Results:
Heat 1: Bianca Buitendag (ZAF) 12.50 def. Dimity Stoyle (AUS) 9.66
Heat 2: Alessa Quizon (HAW) 14.93 def. Tyler Wright (AUS) 9.70
Heat 3: Carissa Moore (HAW) 16.44 def. Chelsea Tuach (BRB) 11.34
Heat 4: Sally Fitzgibbons (AUS) 16.10 def. Keely Andrew (AUS)
Heat 5: Lakey Peterson (USA) 16.53 def. Sage Erickson (USA) 14.60
Heat 6: Silvana Lima (BRA) 12.80 def. Laura Enever (AUS) 12.17

Women’s Round 4 Match-Ups:
Heat 1: Alessa Quizon (HAW) vs. Johanne Defay (FRA)
Heat 2: Coco Ho (HAW) vs. Bianca Buitendag (ZAF)
Heat 3: Courtney Conlogue (USA) vs. Tatiana Weston-Webb (HAW)
Heat 4: Nikki Van Dijk (AUS) vs. Silvana Lima (BRA)

Men’s Round 2 Results:
Heat 1: Adam Melling (AUS) 17.50, Joan Duru (FRA) 16.70, Patrick Gudauskas (USA) 13.77, Tiago Pires (PRT) 9.23
Heat 2: Michael Rodrigues (BRA) 13.74, Nathan Yeomans (USA) 13.70, Michael Dunphy (USA) 12.53, Santiago Muniz (ARG) 10.04
Heat 3: Kanoa Igarashi (USA) 17.50, Marco Fernandez (BRA) 12.96, Alejo Muniz (BRA) 12.73, Parker Coffin (USA) 9.43
Heat 4: Timmy Reyes (USA) 15.27, Carlos Munoz (CRI)13.97, Nathan Hedge (AUS) 12.87, Ian Gouveia (BRA) 12.07
Heat 5: Freddy Patacchia (HAW) 17.43,  Ryan Callinan (AUS) 14.57, Ramzi Boukhiam (MAR) 10.50, Heitor Alves (BRA) 8.20
Heat 6: Hiroto Ohhara (JPN) 16.50, Mitch Crews (AUS) 15.00, Davey Cathels (AUS) 12.57, Steven Pierson (PYF) 4.50

Upcoming Men’s Round 2 Match-Ups:
Heat 7: Filipe Toledo (BRA), Caio Ibelli (BRA), Granger Larsen (HAW), Beyrick De Vries (ZAF)
Heat 8: Miguel Pupo (BRA), Connor O’Leary (AUS), Alex Ribeiro (BRA), Cooper Chapman (AUS)
Heat 9: Frederico Morais (PRT), Maxime Huscenot (FRA), Aritz Aranburu (ESP), Jadson Andre (BRA)
Heat 10: Dion Atkinson (AUS), Charles Martin (GLP), Krystian Kymerson (BRA), Adrian Buchan (AUS)
Heat 11: Tomas Hermes (BRA), Kolohe Andino (USA), Jack Freestone (AUS), Nat Young (USA)
Heat 12: Dane Reynolds (USA), Tanner Hendrickson (HAW), Billy Stairmand (NZL), Joshua Moniz (HAW)

 

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