WSL-CT開幕戦「クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト」が再開!ラウンド2が終了

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コロヘ・アンディーノ(USA)WSL / Cestari

 

クーランガッタ、クイーンズランド/オーストラリア(2015年3月11日水曜日)11日連続のレイデーを経て、サムスン・ギャラクシー・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアーのオープニング・ストップである「クイックシルバー・プロ・ゴールド・コースト」は、ラウンド2がトリッキーな腰胸サイズで終了した。

 

コロヘ・アンディーノ(USA)とジェレミー・フローレス(FRA)は、ラウン ド2のヒート7で今日の中で最もエキサイティングなバトルを演じた。両者とも素早くスコアをゲット。フローレスは、わずかなエッジをスナッパー・ウォール に見つ出して激しいパフォーマンスを見せた。しかし、そんなスリリングなシーソーバトルに、エクセレントな8.73をスコアしたアンディーノが、ラウンド 3へ勝ち上がった。

 

「僕は自分自身のサーフィンするつもりで、対戦相手は気になりませんでした。で も彼がとても素晴らしいサーフィンを見せていたので、そうは行きませんでしたね。」と、アンディーノが言った。「たとえ僕があのヒートに勝てなかったとし ても、自分のベスト・サーフィンをしたので最高でした。」

 

 

ミック・ファニング(AUS)WSL / Cestari

 

 

注目のラウンド2のオープニング・ヒートは、3-タイム・ワールド・チャンピオンのミック・ファニング(AUS)が、 ワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)と対戦。ファニングは、スムーズでクリーンな、ぎりぎりのコンディションにおいて、ダイナミックなターンと カットバックで、15.50の2-ウェイブ・ヒート・トータルをゲット。素早くレイノルズをコンビネーション・シチュエーションに追い込んで、そのまま勝 利に繋げた。

 

「毎日準備しておくことは、我々の仕事だからね」と、ファニングが言った。「ラウンド2のファースヒートだったから、常に集中をキープしていたよ。デーンとのヒートは、やってみなければ分からない、完全に予想することはできない。」

 

「僕はレイデーの間も絶えず予報をチェックしていました。波が良くなる事を期待 してね。しかし、残念なことに、そうはならなかった。」と、レイノルズが言った。「今シーズン、他のイベントでもサーフィン出来たらと思っています。でも 今日のあのパフォーマンスの後では分からないね!」

 

 

ケリー・スレーター(USA)WSL / Cestari

 

11タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)は、ラウンド2のヒート2で、トライアル勝利者のジャック・フリーストーン(AUS)を下した。スレーターは彼のオープニング・ライドでソリッドな2つのスコアを記録。トリッキーなコンディションで危険なフリーストーンであったが、スレーターを抑える事は出来なかった。

 

「レイデーの間、僕は少しサーフィンをして、たくさんゴルフに行き、食事に行って、マッサージを受けていた。」と、スレーターが言った。

 

「あのヒートはスタートからスコアを掴んで、ジャックは良い波を待たなければな らなかった。でも彼には多くの選択肢はなかったんだ。我々は少しディープだった。だからスタートで何本かの波を逃した。予想されているスウェルを待ってい るけど、いつ何時でも波が回復することを期待しているよ。でもファンウェイブがあり、ファイナルに向けて良いサイズになることを望んでいる。」

 

 

オーウェン・ライト(AUS)とキアヌ・アシン(HAW)は、ラウンド2のヒート8で対決した。ライトはエクセレントな8.93で彼のアカウントを開始。スタートからルーキーにプレッシャーを与えた。そしてライトは、本日のハイエストとなるソリッドなヒート・トータルでラウンド3へ勝ち上がった。

 

「波に関して本当にトリッキーでした」と、ライトが言った。「僕は10本の波をつかみ、トライし続けようと思いました。でも波を見つけるのはハードでしたね。うねりがバンクにヒットして、立ち上がってという感じでした。」

 

 

フリーペ・トリード(BRA) Image: WSL / Kelly Cestari

 

 

また小波が得意のフリーペ・トリード(BRA)は、 アダム・メリング(AUS)に対して、トップ・フォームを見せた。トリードはエレクトリックだった。そして、エアでエクセレントな8.27と7.80をス コアしてアーリーリードを掴み、ラインナップを支配した。更にトリードはヒート終盤に8.20をスコア。彼のポジションを固めて、勝利を掴んだ。

 

そんなブラジリアンに触発されたイタロ・フェレイラ(BRA)とウィゴリー・ダンタス(BRA)のブラジリアン・ルーキー2名も大活躍。ラウンド2のヒートで番狂わせを引き起こし、それぞれがエイドリアン・バカン(AUS)、カイ・オットン(AUS)という選手を下した。

 

「昨年はツアーへクオリファイするための、自分の人生におけるベストな1年でし た」と、フェレイラが言った。これは自分の夢なんです。そして、自分のファースト・ヒートをメイク出来て最高に嬉しいです。そして、自分に自信が持てまし た。ガブリエルは素晴らしいサーファーで、海の中で自分のインスピレーションです。今日のコンディションはハードでしたが、楽しい波でしたよ。」

 

イベント主催者は、午前7時(現地時間)にコンディションを判断しファーストコールする。

 

 

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オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/

ライブ中継はこちら。

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1207/quiksilver-pro-gold-coast/live

 

 

 

Quiksilver Pro Gold Coast Round 2 Results (1st to R3, 2nd = 25th):
Heat 1: Mick Fanning (AUS) 15.50 def. Dane Reynolds (USA) 9.43
Heat 2: Kelly Slater (USA) 13.33 def. Jack Freestone (AUS) 10.63
Heat 3: Glenn Hall (IRL) 12.77 def. Michel Bourez (PYF) 11.67
Heat 4: Adriano de Souza (BRA) 13.83 def. C.J. Hobgood (USA) 11.00
Heat 5: Taj Burrow (AUS) 15.17 def. Ricardo Christie (NZL) 9.84
Heat 6: Josh Kerr (AUS) 12.74 def. Brett Simpson (USA) 10.40
Heat 7: Kolohe Andino (USA) 15.83 def. Jeremy Flores (FRA) 15.53
Heat 8: Owen Wright (AUS) 16.60 def. Keanu Asing (HAW) 12.33
Heat 9: Italo Ferreira (BRA) 11.67 def. Adrian Buchan (AUS) 11.10
Heat 10: Filipe Toledo (BRA) 16.47 def. Adam Melling (AUS) 13.10
Heat 11: Wiggolly Dantas (BRA) 14.16 def. Kai Otton (AUS) 13.93
Heat 12: Miguel Pupo (BRA) 14.10 def. Jadson Andre (BRA) 10.00

Quiksilver Pro Gold Coast Round 3 Match-Ups (1st to R4, 2nd = 13th):
Heat 1: Kelly Slater (USA) vs. Italo Ferreira (BRA)
Heat 2: Josh Kerr (AUS) vs. Miguel Pupo (BRA)
Heat 3: Joel Parkinson (AUS) vs. Wiggolly Dantas (BRA)
Heat 4: Taj Burrow (AUS) vs. Sebastian Zietz (HAW)
Heat 5: Nat Young (USA) vs. Julian Wilson (AUS)
Heat 6: Gabriel Medina (BRA) vs. Glenn Hall (IRL)
Heat 7: Mick Fanning (AUS) vs. Dusty Payne (HAW)
Heat 8: Owen Wright (AUS) vs. Bede Durbidge (AUS)
Heat 9: Adriano de Souza (BRA) vs. Freddy Patacchia Jr.
Heat 10: Jordy Smith (ZAF) vs. Matt Banting (AUS)
Heat 11: Kolohe Andino (USA) vs. Filipe Toledo (BRA)
Heat 12: John John Florence (HAW) vs. Matt Wilkinson (AUS)

Roxy Pro Gold Coast Quarterfinal Match-Ups (1st to SF, 2nd=5th):
Heat 1: Malia Manuel (HAW) vs. Tatiana Weston-Webb (HAW)
Heat 2: Stephanie Gilmore (AUS) vs. Silvana Lima (BRA)
Heat 3: Tyler Wright (AUS) vs. Courtney Conlogue (USA)
Heat 4: Carissa Moore (HAW) vs. Lakey Peterson (USA)

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