服部予報士のウラナミ『風を掴む 』

服部予報士

服部予報士
服部予報士 サーフレジェンド所属気象予報士、防災士。 小学校の理科の授業で天気に興味を持ち、大学は海洋気象を専攻。 TV・ラジオでの気象解説や、古民家イタリアレストランの店長などの経験を持つ。 「天気と海、旬の食材と話題を通して季節の移ろいを感じられる」ことを ライフワークとして、メッセージを伝えてゆきたいと思います。

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先日、熱海にあるマリーナ「スパ・マリーナ熱海」にて『第7回スパ・マリーナカップヨットレース』に参戦してきました。

いつもお世話になっている50ftのセーリングヨットに乗船し、セール(帆)をコントロールするジブトリマー(クルー)としての参戦です。

当日の風は、はじめ北東寄りの風が6~7m/sで吹くと思われたのですが、マリーナ沖合では風弱く、初島付近で吹いている状況…風を掴むのに苦戦しそうな予感を、早々に感じながらのスロースタート!

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いくら風が弱いと言っても、ゴールに到達するには「如何に風を掴んで、その風をキレイに流すか?」に尽きます。

しかも、風が弱い上に、潮の流れが強いとか、波がある…とかなると、さらに苦戦を強いられるわけですが、まだまだ経験の浅い私にとっては、一緒に乗っているクルーの方々からのアドバイスを受けながらのレースとなりました。みなさん穏やかな方々で、ゆっくりゆっくりのレース展開なので優しいアドバイス…以前乗った艇は、バリバリのレース艇だったので、レース中は人柄が豹変するんですよね(笑)いやぁ、あれは慣れないと怖いです。

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そんなこんなで、何とかたどり着いたゴールでしたが、今回は”風が弱いゆえ”良い経験となりました。上達への近道は、回数&経験ですね。ディンギーで一人特訓もアリかなー。

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