【台風19号】ありがとう台風一過セッション

Colors MAGAZINE

Colors MAGAZINE
サーフィンを軸としたスケートボード、スノーボード、ミュージック、アート全般をひとつのコーストカルチャーとしてとらえ、心の赴くままにシャッターを押し、発信し続ける。

無題

<Photos & Text by colorsmagyoge.>
素晴らしく質の高かったyono peakの波でのセッションを終えると、風が回ってきたこのタイミングを見計らい、今度は気になるあそこをチェックしに車を走らせること数十分。
そこには、ダブル前後の激掘れぐりぐりチューブ波が待ち構えていた。
地形はかすかに形成されているが、予想以上にパキッとしておらず、ダンパーのなかから数少ない良い波を見つけて乗るという波を食らう確率が非常に高いややハードコアなコンディションとなっていた。
そんななか、アウトにいる数名のサーファーのなかのひとりが見るからにダンパーそうなセットの波を掴んだ。
その波のあまりの掘れ上がりっぷりに一瞬リップにボードが張り付き、そのまま降ってしまうか、そう見えた。
が、そのギリギリのタイミングから見事に膝を使ってボードを降ろし、グラブレールの体勢でチューブのなかを高速でしばらく走っていき、最後の強烈なクローズアウト・セクションのなかに突入。

つぶされたか。

そう思われた瞬間にブッシューっとスピッツが吹き出し、その直後にチューブの中から再びその姿を現した。
そのかなり胆の座った見事なチャージっぷりと、見事なバレルスキルに空いた口が塞がらないままでいた。
1
2
なんとそのサーファーは、この日の朝に6ftオーバーの小磯で前人未到の巨大チューブをメイクした関本海渡に違いなかった。
>>フロントサイド・モンスターチューブ @ 6ft小磯 by 関本海渡

そんな同じHURLEY TEAMの先輩である関本海渡の姿を目の当たりにした大橋海人は、それを見るまでは佐藤和也と一緒に乗り気ではなかったはずが、突然、

「良い波じゃない?全然できそうじゃん!!」

と言いはじめ、そそくさとウエットスーツに着替えはじめた。
最後には佐藤和也に「ブラジルに行く前には最高のトレーニングです!!」
と、見るからにゲッティングがハードそうでたとえ良い波を掴んでもエキスパートでないとメイクできそうもないかなり手強そうなこのブレイクを乗りこなすべく、駆け足で海へと飛び込んでいった。
最初は小振りながらテンポよく波を数本掴み、唸るようなチューブを連発!!

続きはカラーズマガジンへ!http://www.colors-magazine.com/?p=145296

最近の記事

関連する記事