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■Final
注目のメンズファイナルは前グランドチャンプの河野正和と日本人初のWCT入りの期待がかかる大野修聖の素晴らしい組み合わせでヒートスタート。まずオープニングをつかんだのは河野で厚めの波ながら大きなラウンドハウスカットバックを入れながらキッチリとインサイドまでメイクし6.75ポイントをマーク。その後ろから今度は大野がフロントサイドへライドし、ショートライドながら深いボトムターンから縦へのリッピング一発で何と7ポイントをマークし、大野リードで試合が進む。ここで河野がプライオリティーを取り試合の主導権を奪う作戦に出るが、それをよそに大野が手前の小さ目の波ながら日本人離れした強靭な足腰からビックスプレーを連発し、7.5ポイントをマークし更にリードを広げる。大野は7ポイント以上の高ポイントを2本まとめたところで、このヒートで初めてプライオリティーを取り河野にプレッシャーをかけ始める。
この後まったくセットが入らず両名共にじっとウェイティング状態が続く。残り5分を回ったところでようやく2本のセットが入り、この時点でファーストプライオリティーを持つ河野が、まず一本目のセットをライドするが、ショルダーが続かず4ポイントとスコアが伸びず、次の2本目の大野のセットもショルダーが張らずリッピングがなかなか出せず5.0ポイントでその差を広げられない。残り3分で入ったセットでも両選手スコアを伸ばせず、残り30秒で入った最後のセットを両名フルパドルで追いかけ、これをリードしている大野が取ったところで終了のホーンが高らかに鳴り響き、大野の優勝を祝福するかのように北東の空に美しいサンセットレインボーが現れた。
JPSA初の仙台新港で行われた仙台波伝説プロ・メンズのウィナーは大野修聖の頭上に輝いた。優勝の大野修聖のインタビューでは「今大会を協力し開催させていただいた仙台のすべての皆様に感謝します」と言うコメントが特に筆者の胸をうつものであった。また、大野は昨日のラウンド2で叩き出した9.55ポイントで、今大会を通じてのハイエストポイント者に送られる、JPSAツアースポンサー・NISSAN X−TRAIL賞の10万円も同時に獲得した。2日間に渡り素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたすべてのプロサーファー達に感謝とエールを!
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