天気予報などで「前線が接近して天気が崩れる」などの表現を耳にしたことがあると思いますが、前線とはいったい何なのでしょうか?前線を一言でいうと「異なった空気塊の境目」となります。空気の塊はそれぞれ特徴をもっています。暖かい空気の塊もあれば冷たい空気の塊もあります。湿った空気の塊もあれば乾燥した空気の塊もあります。それぞれの異なる性質をもった空気塊の境目が前線となるのです。
寒冷前線とは、冷たい空気の塊が、暖かい空気に向けて押し進んでいる最前線のことです。一方、温暖前線とは、暖かい空気の塊が、冷たい空気に向けて押し進んでいる最前線になります。また、暖かい空気の塊と冷たい空気の塊が拮抗(きっこう)しているのが停滞前線となります。
よく、「前線が抜けてオフショアに変わって良くなった!」という会話がサーファーの間でされますが、この前線とは寒冷前線のことです。寒冷前線が抜けるとは暖かい空気が後退して冷たい空気が入ることになりますが、一般的に冷たい空気とかは北から南下してきます。すなわち北〜北西寄りの風が吹くことになります。南〜東向きのポイントでは寒冷前線が抜けるということは、オフショアが吹くということになります。前線の動きや位置によって沿岸の風が変わりコンディションも変わります。前線の動き・位置を知ることが良い波を当てることにつながります。