高気圧 −高気圧の吹き出しってなに?
 高気圧とは周囲よりも上空に乗っている空気が重い所となります。気圧を表す単位はhPaですが、「何hPa以上だと高気圧」ということではなく、相対的に周囲よりも気圧が高ければ高気圧だということを理解してください。さてこの高気圧ですが、先述のように周囲に向けて空気を吹き出しています。この空気の吹き出しが風で、風によって風波が発生し、次第に落ち着いてウネリとなります。これが「高気圧の吹き出しによるウネリ」です。

低気圧・気圧の谷 − 強風の発生源
 低気圧とは、高気圧とは逆に周囲よりも上空に乗っている空気が軽い所となります。こちらも高気圧と同様に「何hPa以下だから低気圧」ということではなく、相対的に周囲よりも気圧が低ければ低気圧となります。低気圧は高気圧から吹き出した空気を吹き込みます。この吹き込みの風によって風波が発生し、次第に落ち着いてウネリとなります。これが「低気圧によるサイズアップ」です。なお、周囲よりも気圧が低くて、等圧線が閉じて円形になっているものが「低気圧」で、等圧線が閉じていないものが「気圧の谷」となります。

前線 − 前線によってコンディションは大きく変化

 天気予報などで「前線が接近して天気が崩れる」などの表現を耳にしたことがあると思いますが、前線とはいったい何なのでしょうか?前線を一言でいうと「異なった空気塊の境目」となります。空気の塊はそれぞれ特徴をもっています。暖かい空気の塊もあれば冷たい空気の塊もあります。湿った空気の塊もあれば乾燥した空気の塊もあります。それぞれの異なる性質をもった空気塊の境目が前線となるのです。

 寒冷前線とは、冷たい空気の塊が、暖かい空気に向けて押し進んでいる最前線のことです。一方、温暖前線とは、暖かい空気の塊が、冷たい空気に向けて押し進んでいる最前線になります。また、暖かい空気の塊と冷たい空気の塊が拮抗(きっこう)しているのが停滞前線となります。

寒冷前線
温暖前線
停滞前線

 よく、「前線が抜けてオフショアに変わって良くなった!」という会話がサーファーの間でされますが、この前線とは寒冷前線のことです。寒冷前線が抜けるとは暖かい空気が後退して冷たい空気が入ることになりますが、一般的に冷たい空気とかは北から南下してきます。すなわち北〜北西寄りの風が吹くことになります。南〜東向きのポイントでは寒冷前線が抜けるということは、オフショアが吹くということになります。前線の動きや位置によって沿岸の風が変わりコンディションも変わります。前線の動き・位置を知ることが良い波を当てることにつながります。


波伝説アクセス方法
※無断転載禁止 (C)SURFLEGEND INC. 株式会社サーフレジェンド 〒251-0046 神奈川県藤沢市辻堂西海岸3-1-1辻堂海岸ビル2F TEL:0466-35-7955